2011年1月アーカイブ

楽しんでこいよ〜!

0131uruno.jpg

 このBlogに何度か登場してくれたウルノ・アーバこと、カメラマンのU野君(この伏字は意味があるのだろうか(^^;))。なんと、WRC開幕戦ラリー・スウェーデンを取材するんだそうです。いや〜、羨ましいなぁ〜。シトロエンDS3WRC、フォード・フィエスタRS WRCと、2台のニューマシンが一度にデビューするなんて、数年に一度あるかないかですからね(^^)。

 ラリーXが毎戦取材していた頃、開幕戦→編集長、第2戦スウェーデン→イヌスケというパターンで振り分けていたこともあって、スウェーデンは僕にとっても色々と思い出深きイベントだったりします。移動距離はかなりあるし、激烈に寒いしで、観戦には厳しいイベントですが、唯一のスノーイベントだけあって、ここでしか体験できないことが山ほどあるんですよ(^^)。

 雪山で眠りそうになって機内でもらったカルーアを飲んで凌いだり、ホテルの予約が取れていなくてサウナの更衣室で寝たり、サービスのハグフォースに向かう道でコガッチ先生を道連れにしてコースオフしたり(^^;)。どれもこれも、今となっては素敵な思い出ばかり(いやぁ〜)。

 開幕戦としてのスウェーデンは、ドライバーが寒がって外に出て来なかったり(^^;)、カメラのバッテリーが激しく減ったりと、取材には厳しいイベントですが、思いっきり楽しんで来て欲しいな(^^)。面白い写真が撮れたら、このBlog向けに送ってくれるかも。期待しないで待ってるよ〜。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

さて、どこに行くべ。

1203mini.jpg

 WRC開幕を前にしたこの時期、たくさん頂く質問が『今年こそは海外WRCに挑戦したいけれど、どのイベントが良いでしょうか?』というモノ。今年はラリージャパンの開催がないだけに、『よっしゃ、思い切って念願の海外WRCに行ってみよう』と思っている人も少なくないはず。

 僕が学生の頃は、それこそインターネット黎明期だったので、得られる情報もかなり限られていて、最初の2回は日本からのツアーを利用しました。ちなみに某PD様のツアーですね。当時、一緒に行ったツアー仲間とは、今でも交流が続いてたりします(^^)。

 ちなみにジャーナリストのコガッチ先生が、学生時代に海外WRC初観戦にトライした時は、ラリーX編集部に直接聞いたそうな。その時、丁寧に教えてくれたのが、このBlogでもたびたび登場する、元ラリーX編集長で諜報部員のH川さんだったりします。いや〜、流石H川さんだ(^^;)。

 今シーズンのWRCですが、新規イベントもなく、ヘッドクォーターを移動するオーストラリア以外は、お馴染みのイベントばかり。WRCの場合、シェイクダウンからガッツリ観戦する場合、1週間は欲しいところ。どうしても休み優先になってしまいます。でも、今回はそんなことを無視して、オススメイベントを決めちゃいましょう。

 ズバリ、ラリー・サルディニアです!

 ここはイタリア本土から、わざわざ飛行機かフェリーで島に移動しなければならいし、サンレモ大好き子なWRCメディアからはバッシングされがちなイベントなんですが(^^;)、地中海の島だけあって景色は最高、食事も美味い(コスタスメラルダのクルージングは最高です)。

 さらに今年はMINI WRCのデビュー戦です。新規マニュファクチャラーの初登場イベントは、その1回しかありませんし、誰よりも早くニューマシンのカラーリング等をチェックできます。チーム側も色々と張り切ってるので、特別なファンサービスが行なわれたりもします。それに余裕がなくて、バタバタしているのを見るのもまた一興。

 サルディニアのメディアオフィサーは、日本が大好きなマルコ・ジョルド氏。巣鴨のジジ・ガリ・ファンデイに参加している人は会ってるはずです。そう、あの太ったオッサン (^^;)。分からないことがあれば、公式サイトにアドレスが載っているので、遠慮なく質問をぶつけてみて下さい。ま、少々いい加減ですが、親切な人なので、かならず助けてくれると思いますよ。

 難点としては、ホテルのある市街地からサービスのある港湾施設までが少し離れていることかな。根性があれば、歩いて行けないこともないんですけどね(^^;)。あと、サルディニアは盗人も多いので、ご注意を(某フォトグラファーが車上荒らしに遭っています)。

 実は、僕も今年のサルディニア突撃を狙っていたんですが、スケジュール的にどうしても無理なんだよなぁ......。やっぱりいつも通り、今年もラリー・フィランドになりそうです(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

もったいぶらずにサッサと出してくれ。

 引き続き、2011年シーズンの準備をシコシコと進めております。

 本日はドライバーのプロフィールの更新作業。いつもだと、この時期に新ウェアが公開になったりするんですが、今年は出足が遅いなぁ。現時点で新しいウェアを見せてくれたのは、IRCモンテカルロに出たダニエル・エレナと、オートスポーツ・モーターショーのミッコ・ヒルボネンのみ。シトロエンはわざわざDS3WRCの発表会までやったのに、チームシャツで出て来てるし。

1029hirvonen01.jpg

 フォードの2011年仕様レーシングスーツはコチラ(照明が......(^^;))。

0129ford.jpg

 こちらが2010年仕様です(それにしてもこのふたりは仲がいいのう)。

 スパルコは変わらずに、アブダビのスペースが増えて、黄緑のBP Ultimateが消滅。代わりに濃緑のカストロールEDGEが登場って感じですかね。胸のロゴ関係は右から左へ移動して、ピレリ→ミシュランにもなっています。

 2010年までは、BPの黄緑パワーもあって、相当にカブキ感を醸し出していたフォード。今年のウェアは落ち着いた印象ですね(シンプルとまでは言いません(^^;))。ちなみにこの写真だと分かりませんが、パンツ部分にはホワイト&深紅のラインが入って、ちょっとカッコイイです。

 話は変って、ケン・ブロックのサイトでコドライバーのAlessandro Gelsomino
アレッサンドロ・ジェルソミーノの写真を探していると、出て来る出て来るいつものポーズのブロック......。ジェルソミーノが全く登場しない写真の数々に、イライラしまくり。いや、無事見つかったんですけどね(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

友達になれそう。

 WRC開幕が近づくにつれてラリーXモバイル編集部は、あれやこれやと忙しくなってきます。日々のニュースはもちろんですが、イベント、ドライバー、マシン、カレンダーなどの情報を新シーズン仕様にリニューアルしなければならないからです。

 2011年のイベント概要ページを作るべく、各ラリーの公式サイトをチェックしまくったんですが、当たり前だけど後半戦のイベント情報はまだ揃っていません(^^;)。サイト上で、「今年はこんな感じでやるかもよ〜」というようなコンセプトは語られているものの、ルートに関する情報はほとんどナシ。

 ってな訳で、前半戦の情報はやたら具体的で、後半がどうにも薄いのはこんな事情があった訳ですね。2011年に向けた情報は、来週から続々とアップされますので、各国選手権のカレンダー等をチェックしたい人は、しばしのお待ちを〜。

0128kubica01.jpg

 本日の一枚は、某編集仲間が教えてくれたロバート・クビサ、『ラリー命!』の証拠写真。先日アップされたクビサの『I am a Rally Fan !』のインタビュー内でも語られていましたよね。BMW時代に撮られたものですが、右手首にオレンジ色の物体発見! 

0128kubica02.jpg

 ......拡大するとこんな感じ(^^;)。これは、ラリーファンでさえ着けるのを躊躇した『WRCリストバンド@オレンジ仕様』じゃないかっ。クビサとは話が合いそうな気がするな〜。イタリアにラリーXモバイルがあったら、絶対に会員になってくれそうだし(^^;)。ちなみにリストバンドは切れてしまったようで、今は着けていないそうです。

 そうそう、これを書き忘れる所だった。どうやらエフゲニー・ノビコフが引退気分から抜け出した模様ですよ! やっぱりヤリマテの最年少勝利記録を破るのは、ノビしかいないと思うんだよね。今年のフィンランド辺りに出てくれると嬉しいんだけどな〜。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

SX4は死なず、そしてWRC05も死なず。

0127mml01.jpg

 まさか、1.6LターボWRカーがデビューする2週間前になって、スズキSX4WRCに関するニュースをアップするなんて(^^;)。しかもマシンをプリペアしたのは、MMSPの残党軍団ことMMLだって(詳しくはニュースを読んでねん)。

 SX4WRCといえば、WRCを走ったのは2008年シーズンのみ。以降、某イベントでモンスター様がデモランさせた以外は、一度もラリーで見かけることがなかったマシンです。言って見れば、天然記念物級WRカーな訳ですよ。それにしても、まさかカリブ海の島で元気に走っていたとは......。しかも、MMLときたら色々手を入れているみたいだし(^^;)。

0127mml02.jpg

 三菱ランサーWRC05ファンとしては、「え、MMLがSX4WRC? 三菱でのラリー活動を止めちゃったの?」と心配になりますが、ご安心を。彼らは今年もランサーWRC05で、ラトビア選手権やオランダ選手権を走るそうです! S2000軍団の包囲網が狭まる中、今年も旧WRカーが走れる選手権は残っているのだねぇ。

 ちなみに、こちらも気になるランサーエボリューションX R4に関してもMMLはやる気満々の様子(あれ? ランサーの奧に見えるのは(^^;)?)。とにもかくにも三菱のラリー活動(スズキも)は日本から遠く離れたかの地で、着々と続いているようです。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

あえて言わせて頂きます。

0126ogier.jpg

「キミとはチームメイト時代に一言も話してないよ」と爆弾発言を炸裂させたセバスチャン・オジエ(^^;)。ちなみに、これはフランスの新聞フィガロのインタビューでの発言。フィガロはフランスで最も古い歴史を持つ新聞ですから、信憑性はかなり高そうです。

 そういえばフィンランドでキミとソルドが仲良さそうにしているのを見て、「珍しい光景だなぁ〜」なんて思ったんですが、今にしてみるとキミとオジエが一緒に話している記憶がなかったから、新鮮に感じたのか(^^;)。

 それでも、今さら「キミとは仲良しではありませんでした」って発言する意味がよく分からないなぁ。ニュースを読むと「セブとの関係はキミよりマシ」って言いたいんだろうけど、それだって普通に「セブとは仲良くやってるよ」って優等生的発言で何の問題もないのにね。

 ま、黙ってられないタイプなんでしょうね。彼の舌好調っぷりを見るに、やっぱりこの人も個性派おフランス人ドライバーの系譜にガッツリ乗っかってる感じもするし。デルクール→パニッツィ→オジエ......、キレイに繋がったよ(^^;)!

 こうやって並べてみると、改めてセバスチャン・ローブって、おフランスの系では例外中の例外だったんですよねぇ。セブがパニッツイやオジエ並みに好き放題喋ることが出来ていれば、今の100倍くらいはファンが増えてたのかも。いや、その分アンチも激増か(^^;)。

 本日のBlog、何が言いたいかと申しますれば、『今年の日記は絶対に面白くなるぜ』って事であります。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ポーランドにて13歳のラリーファン。

1025kubica.jpg

 本当はモンテカルロの結果をふまえてアップされるはずだった特集、『ロバート・クビサのI am a Rally Fan』が本日公開されました。クビサ企画のアップを受けて、ラリーXモバイルのトップページはクビサとキミ・ライコネンのバナーが並ぶという、WRC専門サイトとは思えない状況になっております(^^;)。

 クビサのラリーファンっぷりは、改めてここで書くまでもありませんが、今回アップした彼のラリーヒストリーを読むと、「ホントに好きなんだねぇ」と、肩をポンポンと叩きたくなりますね(^^;)。ラリードライバーだって、『WRC』のリストバンドなんて付けていませんって。

 写真は、以前F1の企画を担当した時にポーランドのジャーナリストに送ってもらった、クビサが13歳当時の写真。隣でニコニコしているのはポーランドの英雄、大臣ドライバーこと、クリストフ・ホロウィツィックですね。それにしても、クビサってば、嬉しそうな顔してますねぇ(^^)。読めば、クビサを大好きになってしまう今回の特集、是非ご一読を!


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ペターはフル、キミは10戦!

0124ds3.jpg

 本日パリにて、シトロエン・レーシングの発表会がありまして、DS3WRCの正式カラーリング、その他諸々が発表されました。同時にペター・ソルベルグが全13戦に、キミ・ライコネンが10戦にエントリーすると正式に発表されました(ヒャッホ〜!)。特にペターはどうなるのか微妙なニュースも流れていたから、ホッとひと息ですな。

0124loeb.jpg

 で、さらに、「セバスチャン・ローブとセバスチャン・オジエを、ナンバー1待遇で競わせる」と、チームから正式に表明されました。オジエとの契約段階から言われていたことではあったけれど、改めてチームから裏書きされると、やっぱりインパクトありますねぇ。

 だって、あの"7 times Champion"のローブ様とオジエがジョイントナンバー1ですよ(^^;)。「この待遇も当然ナリ」と胸を張れるオジエは、やっぱり凄い人なのかも。オジエの『天下取ったる』を読んでくれた人ならば分かると思いますが、文章全体から"自信"とか"やる気"が満ち満ちてますからね(食傷気味になるほどに(^^;))。

 チャンピオン様も受けて立つ満々のようだし、今年のシトロエンはかなり面白くなりそう。リスク覚悟でガンガン突っ込んで行くセブが見られるのかなぁ......。これまでのようにノンビリ悠長に構えていたら、オジエは平気でガンガン踏み込んで来るだろうしね。

 それにしても、セブの「優勝したことがあれば、ナンバー2待遇を受け入れるのは難しいだろう。そんな考えなら引退したほうがいい」ってな言葉を聞くと、某スペイン人が不憫で不憫で(^^;)。まぁ、実力で超えられなかったからこそのナンバー2待遇だったんだなぁ......ってね。

 けして話さない訳ではないけれど、仲良しでもない。去年のアルザスで撮られたこの写真は、ふたりのセブの距離感を絶妙に映し出した一枚ですな。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

分かれるふたり。

0123sordo.jpg

 なんと2010年にコドライバーを変更していたダニエル・ソルドが、また新しいコドライバーと組むそうな。ドイツから新コンビをスタートさせたディエゴ・ヴァレホはお役ゴメンで、次はカルロス・デル・バリオだって。

 最近はダニエル・オリベイラと組んでいるデル・バリオは、ソルドと組んだ経験もあるし、ヘサス・ピュラス、チェビ・ポンス、ダニ・ソラあたりとも組んでますね。っていうか、スペインのコドライバーって、マルク・マルティ、デル・バリオ、サビエル・アミーゴあたりで、クルクル回している印象が......(^^;)。

 気になるのはソルドとヴァレホのコンビ解消理由。どうやらギャラで揉めてるっぽいんだよなぁ...... (^^; )。やっぱりプロドライブから支払われるお給金は、スズメの涙なのか(シトロエンレベルはやっぱり無理だよね)。いやいや、ヴァレホが実は相当に鼻息荒いタイプだったりして(^^;)。

 さて、話題は変わってIRC。かのオリヴィエ・ケネル大先生が、ガイ・ウィルクスのためにステファン・サラザンにオーダーを発令したんだって。今年のIRCプジョー軍団だと、確かにウィルクスに一番可能性があるし、今回シュコダが総崩れのうちに出来るだけたくさんポイントを取りたかった気持ちは分からないではないけどさ。なにも開幕戦でやらんでも......(^^;)。

 WRCでもチーム監督としてのケネルの判断は、けして間違っていないと思うんだけれど、どうにも受け入れ難いのは何故でしょう(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ニュースな男。

 残念! フランソワ・俺様・デルクールの一発大逆転は不発に終っちゃいました。最後はエンジントラブル......(トホホ)。ま、ラリー最終日まで2位をキープしたんだから、充分過ぎるインパクトをラリー界に与えたはず(5位だって充分スゴイ)。やっぱりスペシャリストはバンバン出さないと!

0122BOUFFIER.jpg

 ってな訳で、IRC開幕戦モンテカルロを制したのはブライアン・ブフィエ。

 この人、なぜだかラリーXモバイルのニュース登場率がやたら高いんですよ。彼が出ていたポーランド選手権までフォローしてましたからね。でも、名前がよく出て来る割には知名度がイマイチなんだよな〜。問題はこのモッサリ感か、やはり(^^;)。

 さて、本日アップされたビッグニュースは、やっぱりアレ。そう、某ラリーファンのためにルノーが決断したみたいよ(^^;)。ま、F1チームから手を引きつつあるから、WRCって話が出て来る訳で、彼が出られるかは別問題なんだろうけれど。

 ルノーって、ラリーを熱心にやっているようでいて、サンク・ターボも、11も、クリオMAXIも、MAXIメガーヌでも、WRC本格フル参戦ってやってないんだよなぁ......。でも、出る出る詐欺呼ばわりされている某ドイツメーカーより、よっぽど可能性がありそうですな(^^;)。あそこは来年もダカールで「勝ったど〜!」ってやってると思ふ。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

元カナリアイエローコンビ。

 ドンガラガッシャンが身上のモンテカルロとは言え、一夜にしてここまで凄まじいリザルトになってしまうとは......。昨日までのトップ2総崩れで、1位ブライアン・ブフィエ、2位フランソワ・デルクールって。この展開だと本当に俺様デルクールが勝っちゃってもおかしくないんですけれど(^^;)。

0121andersson.jpg

 さて、モンテは早々にリタイアしちゃったものの、P-GアンダーソンのIRCシリーズ参戦が決定した模様です。相変わらずなプロトンではありますが(^^;)、PG&クリス・アトキンソンという組み合わせはなかなか強力です。そういえばこのふたり、元スズキって共通点がありますね。

 現時点でプロトンは、IRCと同時にAPRCもフル参戦を予定しています。で、APRC班はアリスター・マクレーが確定しているけれど、もうひとりが未定のまま。はて、どっちになるんだろう。クリスもいいけれど、PGがラリー北海道にやって来たら、来日は2008年のラリージャパン以来になるのか......。去年のラリージャパンは直前で来日がキャンセルになっちゃったから、PGに来て欲しいなぁ。

 いやいや、プロトンのことだから突然3台体制で、アリスター、クリス、PGなんて超豪華エントリーになっちゃったりして(^^)。それにしても、元スズキとはいえ、PGってば黄色が似合いますなぁ。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

大荒れはデフォルトです。

0121petter.jpg

 IRC開幕戦ラリー・モンテカルロがスタートしましたね〜。初っ端から大荒れの展開になっておりますが、IRCチャンピオンのユホ・ハンニネンが首位をガッツリキープしております。このメンバーを従えての首位快走は、『サスガ』と言えるかも。

 ペター・ソルベルグはSS6でフレディ・ロイクスをパスして2位に浮上。最初のステージで壁にヒットして30秒をロス、そしてS2000初ドライブって事を考えると、これまた『サスガ』です。

 それにしてもプジョーのウェアを着ているペターってば、久々のワークス仕様で本当に嬉しそう(^^;)。ペター・ソルベルグ・ワールドラリーチームのウェアにすっかり慣れてしまったから、このシンプルなデザインは逆に新鮮ですな。

 8位に、フランソワ・俺様・デルクールが付けていますよ! あれだけ大口を叩いてたんだから、「表彰台くらい上がってくれ」って声が聞こえてきそうですが、モンテカルロを走るのも相当に久々ですからね。ポイント圏内につけているだけでも、拍手喝采です。残りのステージで、もっと上を食ってくれないかな〜。

0120elena.jpg

 ちなみに、ドライバーとしてシトロエンDS3R3で参戦するダニエル・エレナは最下位を走行中(^^;)。おっ、シトロエンのウェアデザインが新しくなってるじゃん!


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

センターポジは俺のもの。

 ヌタ(奴田原文雄)さんの参戦(しかも新井さんと一緒にスバル・インプレッサ)で、すっかり話題騒然のIRCですが(^^;)、本日から開幕戦モンテカルロがスタートします。シーズンの訪れを告げるモンテカルロと言えば、WRCを開催時代から恒例行事がありまして......。そう、参戦クルーによる記念撮影です。

0120del.jpg

 ってな訳で、コチラが参戦全クルーの集合写真。手にゼッケン番号を持っていたり、写真からグダグダ感がガンガンに伝わって来ますね(^^;)。でも、この大きさでは誰が誰だか分からないので、センター付近にズームアップしてみると......。

0119del02.jpg

 元WRCチャンピオンやIRCチャンピオンを差し置いて、俺様(フランソワ・デルクール)がセンターポジションをゲット(^^;)。サスガ。ちなみに本日アップされたニュースでも、期待通りに俺様大放言が炸裂しております。その一部を紹介すると......。

『ハンニネン、コペツキ、ブイヨー、ウィルクス、サラザンが速いことはわかっているよ。でも、彼らがどこまで走ることができるってんだ? あ、そういえば、ペター・ソルベルグも出場するんだってな』

 ペターがオマケ扱い(^^;)。ちなみにロイクスなんて名前すら挙げてもらえていないし。ラリースタート後も俺様節が聞けるよう、くれぐれも早期リタイアしませんように......。スタート直後にリタイアしても、それはそれで面白そうだけど(^^;)。

 あ、ペターのプジョー・ウェアも新鮮ですね(後ろに兄上が顔半分で見切れてるし(^^;))。この集合写真には写っていないけれど、ドライバーとして参戦するダニエル・エレナは、2010年仕様のシトロエン・ウェアでシレッと参加してたりします。クリスやP-Gを探したり、IRCモンテの集合写真ってば楽し過ぎる!


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

フィエスタRS WRC完全肯定。

0117fiesta.jpg

 最初にフォード・フィエスタRS WRCのカラーリングが発表された時、『新鮮味がないのぅ』なんて言ってしまいましたが(^^;)、イギリスで行なわれたインターナショナル・オートスポーツ・ショーでアンベールされた写真を見たら印象激変。

 カッコイイです!

 歌舞伎感は少々あるけれど(^^;)、スタジオショットの時よりもホワイトの印象が強くてカッコよす(やっぱりラリーカーはホワイトベースだな)。何よりも世界一形のキレイなラリーカーと言われていたフィエスタS2000をベースにしているだけあって、低く構えたレーシーな雰囲気がタマラン。

 初陣は既報の通りフィンランド国内選手権開幕戦アークティック・ラップランド・ラリー。去年、キミ・ライコネンが初めてシトロエンC4WRCで参戦したラリーですね。アリ・ヴァタネン@ロスマンズ・レガシィのインカービデオが発売になっていた事で覚えている人がいるかも(持っている人いる?)。

 ミッコもヤリマテも「テストです」なんて言ってるけれど、スウェーデンを前にポテンシャルの一端が見えそうです。ちなみにこの写真だと少し分かりにくいけれど、ミッコが着ているレーシングスーツのデザインもマイナーチェンジしてますね。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

オジーを丸裸。

0117ogier.jpg

 かつて、ここまでセバスチャン・オジエをフィーチャーしまくったラリーメディアがあっただろうか、いやない(あえて反語)。いやいや、おフランスあたりであったかも......(グラグラ)。

 ご託を並べるのはこれくらいにして(^^;)。本日セバスチャン・オジエのラリー日記『セバスチャン・オジエの天下獲ったる! Le titre sera à moi !』の第一回目がアップされました。初回はスウェーデンで行なわれたテスト現場から送ってくれましたよ(^^)。

 ブノワ・ノジエとジュリアン・イングラシアのインタビュー、そして彼自身の日記によって、オジエの人となりが理解できたのでは。分かってはいたけれど、相当に強気な性格ですよね。『1位を獲れなきゃ、2位も10位も一緒だろ』だって(^^;)。この調子でグイグイ攻めて来るんだから、地味にイラつくチャンピオン様が見えるようだ。

 ちなみに、写真はオジエが送ってくれた一枚。日記の初回用写真が、スウェーデン・テストまで駆けつけたミシェル・リザン先生とツーショットとは(^^;)。リザン先生、お元気そうで何よりです。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

マスーの危機。

0115mat.jpg

 とうとうあのマシュー・ウィルソンのWRCフル参戦に黄信号が灯っています。ジジ・ガリがラリーに出られなくても、P-Gアンダーソンが金策に走っていても、ペター・ソルベルグが必死でスポンサーと交渉していても、万全の体制でWRCを走りつづけたのが、マスー。

 なんでも現時点で決まっているプログラムは開幕戦のスウェーデンのみだそうな。しかも、チームには金がうなっているノルウェーのボン、マッズ・オステベルグが加入。ま、トップマシンをドライブして5シーズンもWRCにフル参戦しながら、優勝はおろか表彰台経験もナシ、言い訳はできないよなぁ......(^^;)。

 色々と批判の矢面に立たされがちなマスーではあるけれど、聞けば何でも教えてくれるし、気持ちのいいヤツなんですよ、ホントに。いなくなって初めて気がつく彼の偉大さってヤツですか(まだいなくなっていませんよ(^^;))。

 なんてことを言いつつ、「やっぱりストバートが全額払ってくれました〜」なんて感じで、シャラっとフル参戦しそうなのがマスーだったりするんだけれどね。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

悩み多きお年頃。

0114gron.jpg

 やっぱり走りたくなったか(^^;)。

 あ、マーカス・グロンホルムのことです。大好きなスウェーデンが近づいてきて、情熱がフツフツ湧いてきたようなんですよね。昨年の夏にマーカスのモールでインタビューした時は、「2007年末に引退したことを後悔してる」なんて言ってたもんなぁ〜。あの時は、「こりゃ決まったな」と確信したものでした(盛大に外れたけど(^^;))。

 フル参戦はちょっと疲れるけど、毎日モールで店番はちょっと退屈。だったら初年度6戦くらいのMINIがちょうどピッタリなのに(^^;)。マーカスに関しては、パイクスピークへの再チャレンジを狙っているなんて噂もあるんですよね。なんでもモンスターの持つ世界記録をぶち破りたいんだって(^^;)。

 実は仲良しと噂のマーカスとモンスター先生。下手なマシンを選ぶより、モンスターにお願いしてチームメイトになるのが、一番近道かも。とっくに連絡取り合ってたりして(^^;)。そういえばペター・ソルベルグも、自分のシトロエンC4WRCでパイクス参戦を狙ってるんだっけ。今年のパイクスはアツいかも。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

プロトン、幕張上陸!

 本日は1月の恒例行事、東京オートサロンを取材すべく、千葉県は幕張メッセまではるばる行ってきましたよ(^^)。会場ではIRCへのエントリーを発表した新井さんのスバル・インプレッサWRX STIを横目でチェックしつつ......お目当てはコレ。

0114proton01.jpg

 キャロッセのプロトン日本導入発表記者会見です。サトリアネオ、改めて実物を目の当たりにすると、なかなかカッコよろしいです。

 会場には入り切らないほどのメディアが集まりまして、柳澤宏至選手の司会で会見がスタート。詳しい内容はニュースを読んで頂くとして......。一番のニュースは、番場彬君がサトリアネオのグループNで、APRCジュニアカップにシリーズ参戦することでしょ(^^)。

0113banba.jpg

「最初はビックリしましたけれど、日本を出てAPRCにシリーズ参戦できるのが、本当にうれしいです。世界と戦える環境に居られることを幸せに思います」と、相変わらずキラキラ話してくれた番場君。ラリーデビュー戦の2006年ニュージーを追った者としては、ホントに嬉しい限り。APRCジュニアカップの緒戦マレーシア、行っちゃうか。番場君は、「マレーシアで待ってますよ」、だって(^^;)。

0114proton02.jpg

 そうそう、会見でプロトン側の通訳を務めていたK子様によると、モータスポーツディビジョンのトップ、ラザック氏はラリーXを大切に保管してるんだって! 嬉しいなぁ......。今回はニュースのアップで忙しくてお話を聞けなかったけれど、ラリー北海道あたりでじっくりインタビューしてみようかな(^^)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

フィエスタにフォーカスを思ふ。

 やっぱりペーター・ヴァン・メルクシュタインの参戦プログラムは延期されましたね(^^;)。ちと可哀想ではありますが、元々オリヴィエ・ケネル大先生は、DS3 WRCの優先権はキミ・ライコネンとペター・ソルベルグにあると明言していた訳で、メルクシュタイン的に了解済みなんでしょう。それにしても、「じゃ、代わりにアルゼンチン」ってサクっと決めちゃうのは、サスガ大富豪ですな。

0112fiesta.jpg

 さて、フォード・アブダビ・ワールドラリーチームが、正式なチーム名とフィエスタRS WRCのカラーリングを発表しました。メキシコ湾の原油流出で大損害を被ったBPは、傘下ブランドのカストロールこそ残ったものの、タイトルスポンサーからは撤退。フィエスタのカラーリングも心なしかアビダビの存在感が増しているようなないような......。

 フィエスタRS WRC自体はS2000で散々見まくったからか、あまり新鮮味がないかも(^^;)。よくよく見れば、カラーリングも凝っているんですが、もっと全面刷新すればよかったのに。

 それよりも、あれだけウジャウジャWRCを走っていたフォーカスが、一切合切居なくなってしまうって状況が、全く想像できないんですよね〜。去年のラリーGBまで第一線でバリバリやってたのに、今はどこかの国内選手権行き? あ、ハンガリー辺りに元ワークスWRカーが集結してたりしてるのかな(^^;)。

 やっぱり一度ハンガリー選手権を観に行くしかないな。ってことで、新年の目標はハンガリー再訪問で(^^)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

登録の季節。

0112ogier.jpg

 FIAからWRCマニュファクチャラー、SWRC、PWRCのエントリーが発表されましたね。詳しい内容はニュースページ、またはFIAの公式サイトでチェックしてみて下さいまし。現時点で、WRCマニュファクチャラー登録を行なったのは、フォード系が、フォードWRT、フォード、ミュンフィスWRT、モンスターWRT、FERMパワーツールWRTの5つ。シトロエン系がシトロエン・トタルWRTとICE 1レーシングの2つ。

 フォードのトップチームは、原油流出事故で大損害を出しているBPが外れてチーム名が変わりそう。同じく元ストバートもスポンサー関係で名称が変わる予定のようです。

 ちょっと驚いたのは、キミ・ライコネンがマニュファクチャラー登録をしてきたこと。10戦以上のイベントに出て来る事は間違いなさそうですね。ちなみに、キミやペター・ソルベルグよりも先にDS3WRCで参戦を決めていたペーター・ヴァン-メルクシュタインに関しては、マシンが間に合わずポルトガルからの参戦になるとの情報も......(先に予約したのに(^^;))。

 SWRCは当初の情報通りの顔ぶれで、去年からあまり増えていません。一方、盛況なのがPWRC。ウクライナやパレスチナなど、これまで馴染みの薄かった国からもエントリーしています。ちょっと気になるのは新井(敏弘)さんの名前がないことかな。エントリーの締め切りはしばらく先なので、もう少し様子を見る必要がありそうですね。

 そうそう、大事な告知を忘れていました(^^;)。本日、セバスチャン・オジエ日記スタート記念『ジュリアン・イングラシア・インタビュー前編』がアップされました(^^)。K子様がフランス語でインタビューしてくれたこともあって、新情報満載です。是非ご一読を! 感想も待ってますよ〜。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

それは安堵。

0111kimi.jpg

 スウェーデンのエントリー締め切りギリギリで、ペター・ソルベルグ&キミ・ライコネンのWRC参戦が決まりましたね(^^)。いや〜ホント良かった、良かった。これだけ発表が引っ張られると、『ちょっと今回ばかりは......』なんて思ったりもしましたが(^^;)、シトロエンDS3WRCでの参戦を決めてくれました。

 シトロエンは、DS3WRCのプライベーター販売を行なわないので、ふたりともプレパレーションは完全にワークス体制。それぞれペター・ソルベルグ・ワールドラリーチーム、ICE 1 Racingでのエントリーになっていますが、セバスチャン・ローブ&セバスチャン・オジエとほぼ同じ体制での参戦になります。

 ここでちょっと気になるのが、オリヴィエ・ケネル(現在アルゼンチン滞在中)の『DS3は4台』という発言。ペターやキミの前に、DS3WRCでの参戦を決めていたペーター・ヴァン-メルクシュタインがスウェーデンに出ていないため、話が少々ややこしくなっています。

 第2戦メキシコまでに、もう1台のDS3WRCが完成するのか? はたまた1台のマシンをふたりで分けるのか......? ま、Mスポーツが10台もフォード・フィエスタRS WRCを10台も用意できたんだから(ヘニング&マスーもおめでと〜)、天下のシトロエン・レーシングならばチャラリとDS3WRCを量産できるでしょ(^^;)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

ユニオンジャック押し。

 インターコンチネンタル・ラリーチャレンジ(IRC)開幕戦モンテカルロが、着々と近づいてきた事もあって、ニュースもIRC一色になってきましたよ(^^)。

 プロトンもシュコダも、各地で直前テストを敢行しています。それにしても大挙参戦するファビアS2000のカラーリングは、パターンは一緒で色違いが面白いですね。それにしてもアンドレアス・ミケルセンのファビアは、ボンネットにユニオンジャックがデ〜ン。シュコダUKから参戦だから当然だけど、ヤツはノルウェー人なのに(^^;)。

 ユニオンジャックと言えば、シュコダUKからプジョーUKに移籍したガイ・ウィルクス。こちらもモンテに向けてもっかマシンの準備に余念がない様子。

 去年までクリス・ミークが乗っていたプジョーUKの207S2000は、ファビア@ミケルセン号と同じくボンネットにデカデカとユニオンジャック仕様でした。ウィルクスが加入を発表した段階では、去年と同じカラーリングだったんですが、彼のFacebookで公開された新バージョンコレ。

0110wilks.jpg

 同じユニオンジャックモチーフなのに、フェンダーラインから流れるようにデザインされていてカッコヨス。207 S2000は化けカボチャ系の顔なんですが、丁度エアインテークがユニオンジャックに重なって、ピエロみたいですけど(^^;)。

 ちなみにウィルクスと言えば、ミークが挙げたIRCのタイトル候補から外されているんですよね。いくらなんでもブライアン・ブフィエ(こちらも一応フランスチャンピオン)よりは速いだろうに......。ミークとウィルクスって仲が悪かったっけ(^^;)?


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

BTO。

 ちょっと調べモノがあったので、引っ張り出してきたのがコレ。

0109annual.jpg

 ラリーX2005年総集編です。新年から懐古趣味でスミマセンが(^^;)、忙しかったのに思わずじっくり熟読しちゃいましたよ......。手前味噌だけど、このシーズンの総集編は企画も充実しているし、今読んでも充分オモシロイ(表紙も近年の総集編ではこのプジョー307WRCが一番お気に入り(^^))。

 中でもアーミン・シュバルツのラストインタビューが良くてね〜。そういえば、一昨年のラリー・ポーランドで会った時、アメリカでバハ・レースに参戦するって言ってたけれど、楽しくやってるのかな?

 2005年って、ホント色々な事が起こったシーズンでした。シュコダ、三菱、プジョー(正確にはシトロエンも)が一気に撤退したりね。勝利の合言葉『BTO』って覚えてます(^^;)? 2005年前半戦はラリーXの紙面にもBTOの文字が躍りまくってましたよね(もう誰もBTOの『B』、『T』、『O』の意味なんて覚えていないでしょ)。

 ちなみに現時点でペター・ソルベルグが最後に勝利を記録したのも、このシーズン。ペター自身は勝利と認めていない勝利、あのラリーGBです。ビーフ(マイケル・パーク)が亡くなってから、もう6年も経ってしまったんですね......。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

S2000に乗りたいのっ!

0108kubica.jpg

 なんとも残念なニュースですが、F1界イチのラリー者と誉れ高いロバート・クビサのモンテカルロ参戦がなくなっちゃいました。理由は「マシンの不一致」。なんのこっちゃな理由ですが(^^;)、どうやらクビサが、「勝てるマシンで出たい!」と言い出したみたいなんですよね。

 ご存知の通りクビサがF1で所属しているのはルノー。契約更新に際して、クビサは「ヒマな時間のラリー参戦の自由」を盛り込んだと言われています。この契約では、ラリーに出る場合、ルノーのマシンでというのが条件だった模様です。

 2009年〜2010年前半はクリオR3、その後はクリオS1600、クリオ・ウィリアムズなどに乗り換えて来たクビサ。格下のマシンでトップ争いを展開してみて、「やっぱりS2000で戦ってみたい!」と思ってしまったんでしょうね(^^;)。噂ではプロトン・サトゥリアネオS2000でモンテを走ると言われていました。

 ルノーの株式を、プロトンが所有するロータスが保有していることから、何の問題もないと思ってたのに、そうは問屋やが下ろさなかったと。"ルノー"のドライバーである以上、関係メーカーとはいえ別ブランドのマシンに乗ることは、許されなかったみたいです。

 結果的にプロトンでモンテの準備していたため、このタイミングで別のマシンを用意できなかったのでしょう。ま、あのラリーマニアがこれで諦めるとは思えないので(^^;)、どこかのタイミングで必ずラリーに出て来るはずです。2月に入るとF1のテストが始まっちゃうから、夏以降になるのかな? そろそろWRCに出て来〜い!


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

続けて続けて110年。

 来週のIRC開幕戦モンテカルロに10台ものシュコダ・ファビアS2000がエントリーを決めたんだって。今やファビアは、S2000界最強のマシンを欲しいままにしています。WRカー時代のオクタビアやファビアのミソッカスっぷりを考えると、シュコダ・ファン的には涙が出そう(^^;)。

 今回ユホ・ハンニネンとヤン・コペツキがドライブするワークスチームのファビアS2000は、カラーリングが一新されます(^^)。

0107skoda02.jpg
コレ。

 ホワイトとグリーンが反転されたバージョンです。同じパターンを採用しているのに随分印象が変わりますね〜。なぜにスペシャルカラーを用意したかと言えば、今年がシュコダ・モータースポーツ110周年(!)記念だから。ちなみに、シュコダは最も長くモータースポーツ活動を続けているメーカーだって知ってました?

 この写真だとちょっと分かりづらいけれど、シレっとラリーマシンにビバンダムが復活しているのもちょっと嬉しいですね(^^)。ラリーの現場にブルー&イエローが帰って来るんだなぁ......(しみじみ)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

う、渦巻き?

0106mini.jpg

 よ〜やくダニエル・ソルドのMINI入りが発表されましたね(^^)。加入はとっくに決まっていたのにこれだけ正式発表が遅れたのは、既報の通り2010年内はシトロエンとの契約が残っていたようです。

 ソルド自身はフル参戦を希望していましたが、どうやらMINIのデビュー戦と言われているサルディニアから6戦くらいになりそう。それでもWRCデビュー前にどこかのラリーにテスト参戦するんじゃないかな。

 ドライバーはミーク&ソルドと、現状考えられるイイ線ふたりを揃えたMINI(プロドライブ)。あとは残された時間でシトロエン&フォードと対等に戦えるマシンを用意できるか。スバル後期ですっかり評判を落としてしまったプロドライブですが(^^;)、やっぱり地力は持ってますからね。カッコ良く、かつ強いマシンを期待しておきましょう。

 気になるのはカラーリングです。パリ・ショー時のMINIカラーでいくのか、ソルドが持って来たサンタンデール・カラーか、はたまた噂通りシトロエンからレッドブルをぶんどるのか......。ま、まさかの渦巻き継続使用っ(^^;)?

 ソルドが決まった事で、シート未定のトップドライバーはキミ・ライコネンとペター・ソルベルグのふたりになりました。シトロエン・ジュニアから参戦するのが八方丸く納まると思うけれど、オリヴィエ・ケネルが『予算が必要!』と声高に宣言している以上、決まるまでにはしばらく時間がかかるかも。

 さて、本日から『セバスチャン・オジエの天下取ったる』に質問募集ページがオープンしました(^^)。ラトバラやミッコのように毎回ちゃんと答えてくれるか少々不安ですが(^^;)、『やるよっ』と約束したからには、丁寧に対応してくえるはず。ってな訳で、楽しい質問をお待ちしております!


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

俺様復活決定!

 IRCモンテカルロのエントリーリストが発表になりましたね(^^)。

 予想はしていたものの、なんとまぁ大盛況(^^;)。現在のトップ4(大小セブ、ミッコ&ヤリマテ)はいないけれど、それ以外は全員集合って感じの超豪華エントリーです。今回は100周年ということもあるんでしょうが、モンテカルロ・ブランドの凄さを改めて思い知らされた感じですな(S2000が33台ですぜ(^^;))。

 もちろんペター・ソルベルグの初S2000&初IRCも楽しみなんですが、今回の目玉はやっぱりこの人でしょうねぇ......。

0105del.jpg

俺様復活!

 フランソワ・デルクールがビッグイベントに登場するのって、2002年のラリーGB以来になるのかな? あの時は壮絶なコースオフでラリーを去りましてですねぇ(三菱ランサーエボリューションWRC2をドライブ)。ペーペー編集者として現場にいたんですが、まさかあれが世界レベルでのデルクール最後のラリーになるとは、当時微塵も思っていませんでした(^^;)。

 ちなみに、デルクールのコドライバーを務めていたダニエル・グラタループは、シトロエン・レーシングでチームコーディネーターとしてバリバリ活躍中。ここも、ラリークルー、コドライバー出世の法則があてはまりますね(^^;)。

 デルクールがドライブするのはプジョー207S2000。ライバルの面子を見ると、トップ10落ちもあるし、間違って優勝しちゃいそうな気もする......。どっちに転ぶのか、まったく予想できない。それが俺様デルクールなんですよね(^^;)。ん〜、楽しみ楽しみ。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

お調子には乗らない方が......。

0104latvara.jpg

 2010年は2勝を挙げてシーズンランキング2位、デビュー以来最高のシーズンとなったヤリ-マティ・ラトバラ。マルコム・ウィルソンはラトバラの成長を受けて、ミッコ・ヒルボネンとのジョイントナンバー1導入を考えているようです(詳しくはニュースを読んでちょ)。

 ラトバラ自身も『いやいや〜』と謙遜しつつも、『確かに成長したし、タイトル狙える準備ができたかも(鼻息フガー)』なんて言っちゃってます(^^;)。見える、見えるよ〜、調子に乗りまくってるヤリマテが見えるよ〜。

 そういえば、ヤリマテ地獄のシーズンとなった2009年。シーズン開幕前は、2008年最終戦ラリーGBでローブ相手に良い走りをみせていたこともあって、『ヘタレなミッコに代わって、今年はラトバラがエースだろう』なんて言われていたんですよねぇ。それが......あの惨状(^^;)。

 さて、2011年のBPフォードはどうなるのか。ミッコとヤリマテのパワーバランスは、シトロエンの大小セブと同じくらい面白くなりそうです(^^)。とりあえずふたりが大得意で、かつシトロエンのふたりがイマイチな開幕戦スウェーデンでは、相当なバチバチ展開になること間違いないね。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

正月早々、なんちゅーニュースだ。

0103Nissen.jpg

 ぎゃー、ボンヤリ過ごしていたら貴重な三箇日が終ろうとしてる......(^^;)。

 さて、地球の裏側アルゼンチンではダカール・ラリーがスタートしています。カルロス・サインツやら、ナッサー・アル-アッティーヤら、WRCでもお馴染みの面々が参戦していますし、今年はコガッチ先生が現地取材をカマしているとの噂も......(このスケジュールだと日本でのお正月は無理ですよね(^^;))。

 そんなダカール界隈から不穏なニュースが聞こえてきましたよ。ドイツの雑誌がVWのモータースポーツ・ディレクター、クリス・ニッセンのセクハラ疑惑をスッパ抜いたのです。今回、記事の中心になっているのが、ティナ・トーナー。ケネス・エリクソンやナッサー・アル-アッティーヤと組んでいたり、マティアス・エクストロームの元彼女としても有名ですね。

 詳しい内容はニュースを読んで頂くとして......、ニッセンの行為が1回や2回じゃない様子(あらゆる女性スタッフが被害を訴えているみたい)。しかも、被害者の多くがキャリアを脅かされるから、告発も出来なかったんだって。まったく何をやってんだって話なんですが。

 フォルクスワーゲンは社内調査中で、ダカール中はイベントに集中して、フィニッシュ後に処分を下すそうです。ニッセンはWRCプログラムを進めている人でもあるので、何らかの影響を受けるかもしれません(そんなレベルの話じゃないけど)。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

寝正月でもニュースはある。

0102ds3.jpg

 ダラダラ、ムシャムシャ、スヤスヤ、ダラダラ、ダラダラ、ムシャムシャ、スヤスヤ......(以下エンドレス)ってな感じで正月を過ごしていると、あっという間に一日が終っちゃいますね。海外の皆さんも新年はゆっくりするものの、日本ほど全国一斉休業感はない様子。ってな訳で、ラリーXモバイルはお正月もニュースを更新中です。

 その中で気になったのは、スヴェン・スミーツが明らかにしたシトロエンDS3 WRCへの不安。『デビュー前の段階でクサラやC4の完成度に劣っている』だって。そりゃ、クサラとC4は無尽蔵にテストを繰り返した上でデビューしてますからねぇ。あれと同じレベルを求めるってのは、無理な話ですって(^^;)。

 一方のフォードとは言えば、『売れるだけ売ったる(フガー)』とセールスに邁進中とはいえ、フィエスタS2000(エンジン諸々が違うけれど)で1年間実戦を戦った上で開発を進めています。

 もしかしたらここ数年続いていたシトロエン>フォードって傾向が、久々にひっくり返るかも。とはいえシトロエンに関してはスミーツのコメントが思いっきりブラフで、散々不安を煽った挙げ句にバカッ速って可能性も捨て切れないんですけれどね(どうにも完成度の低いシトロエンってのが想像できない(^^;))。


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

お正月から天下取ったる。

0101rxmobile.jpg

 パソコンのファイル整理をしていたら、いつの間にやら2011年を迎えてしまったイヌスケです。皆さん、明けましておめでとうございます。今年もラリーXモバイルをよろしくお願いします(^^)!

 さて、既にサイトをチェックした方はご存知のように、ラリーXモバイル2011年ドライバー日記の担当者が発表されました(パチパチ〜)。ってことで、ラリーXモバイルの年賀状もセバスチャン・オジエです。

 オジエに関しては、『バレバレだったよ』との声がチラチラ聞こえてきますが......(^^;)。とにもかくにも、いま最も勢いのある彼が、ラリーごとにどんな声を聞かせてくれるのか? かなり言いたい放題な人なので面白い日記になりそうです(ジンクスもふっ飛ばしてくれるに違いない)。

 で、タイトルは『セバスチャン・オジエの天下取ったる(仮)』。もう初っ端からやる気満々(^^;)。ラリーXのおフランス人日記にハズレはないですからね。デルクール、パニッツィに続く、凄まじい内容になること間違いなしです(^^;)。

 タイトルからも分かるように、ラリーXの日記執筆に鼻息荒いオジエ。なんと『WRC開幕前に一言カマしておきたい(フガー)』との連絡が......(^^;)。ってな訳で、プレシーズン編が近々アップされますので、お楽しみに!


>>WRCの最新情報を知りたい! そんな人はこちら→ラリーXモバイル公式サイト

iPhone/Android対応スマートフォンサイト
http://wrc.rallyx.net/
アクセス方法を動画で解説!
docomo/au/Softbank携帯公式サイト
http://rallyx-m.net

Loading


『ラリー村から日本の友人へ』