2011年5月アーカイブ

校正ペン、ゲットだぜ!

 本日、セバスチャン・オジエの『天下取ったる!』アルゼンチン編がアップされました。最終日の転倒に至までを、本人がジックリ語ってくれています。全体に漂うドンヨリした感じは必見です(^^;)。良くも悪くも感情をビキビキに出して来る人なので、芳しくない状況になると(3位表彰台だけど(^^;))、感情がドップリ文章に出てきますねぇ。

 ちなみに、いつもはかなりタップリ答えてくれる質問コーナーですが、送った楽しい質問には、ちょっと答える気分ではないという事で、次回に回すそうです(^^;)。

 話題はガラリと変って、5月19日の日記で書いた『校正ペン(ミツビシUNIボールの赤)』について。どのような状況だったかは、19日の日記を読んで頂くとして、なんと無事に14本もゲットちやいましたよ〜!

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コレ。

 あの日記を書いた直後から、メールやtwitterで校正ペンの情報を頂きまして、無事某密林に発注。さらに秋田県の斉藤さんが、4本も送ってくれました! ありがとうございます(^^)! これでこの先5年くらいは困ることはなさそうです。校正でもガンガンに赤を入れられるぜぇ〜(^^)。


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オジーはご機嫌斜め。

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 いまだかつて、こんなしかめ面のポディウム写真があっただろうか、いやない(反語)。先生に叱られた生徒みたい(^^;)。

 結果だけ見れば3位表彰台なんですが、あの状況じゃ、喜べる訳はないよなぁ。この表情を見てるだけで、この人への興味がさらに湧いてきますよね。ホント、面白いドライバーが出てきました。

 メキシコに続き、最終日のクラッシュで優勝失ったセバスチャン・オジエに対して、セバスチャン・ローブは最終ステージで2.4秒差の大逆転。しかも初日に科された1分のペナルティを跳ね返して(^^;)。

 ペナルティが出された時は、『アルゼンチンの連覇記録も途切れるか』なんて思ったけれど、終ってみればイベント6連覇、シーズン3勝目、そして自身65勝目を達成。前回のサルディニア、そして今回のアルゼンチンで、改めて王者の凄みを思い知らされた感じですよね。

 オジエに関しては、悔しくて眠れない2〜3日を過ごしそうですが(^^;)、実は既に本人から日記は届いております。ってな訳でセバスチャン・オジエの『天下取ったる!』アルゼンチン編、近日公開お楽しみに〜!

 そうそう、大切なお知らせを忘れていました。今週はちょっと面白い特別企画(『こぼれ話』特別編?)がスタートします。K子様が、どこかに行っちゃったりして(^^)。なんでも既に島へとフェリーで向かっているみたいですよ〜(そういえばWRCラジオでベックスがK子様の名前を出してましたね(^^))。


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ラリーは最後まで分からない!

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 なんだ、マモノは他にいたじゃん(^^;)。

 いやいや笑い事じゃありませんね。開催中のラリー・アルゼンチン、Day2終盤に優勝を争いっていたヤリ-マティ・ラトバラ、ペター・ソルベルグが相次いで脱落。1分のペナルティを背負っていたはずのセバスチャン・ローブが、いつの間にやら2位を狙う位置に浮上しています。

 ......なんてことを書いていたら、首位のセバスチャン・オジエが初っ端のロングステージで転倒! Day3はたった4つしかステージはないものの、途中にサービスはナシ。マシンにかなりのダメージを負っています(エンジンルームが開けられないみたい)。

 ミッコとセブの優勝争いになっちゃうのか? はたまた、手負いのオジエが、なんとか最後まで持たせるのか......。クルージングと思っていた最終日にこんな凄まじいドラマが待っているとは(^^;)。ってな訳で、残り3ステージ、ラリー・アルゼンチンを絶賛速報中ですよ〜。


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マモノは僕だった?

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 ヤリマテがイイ感じにブッ飛ばしてるラリー・アルゼンチン。「何も考えずに走れてるよ〜♪」なんて絶好調宣言をカマしている辺りに、そこはかとなく不安を感じる今日この頃(^^;)。先頭スタートのDay2で、サルディニアのセブ張りにポジションを守れるのか、注目ですね。

 そのセバスチャン・ローブ、Day1の昼間サービス前のリグループインTC(タイムコントロール)で2秒早着という信じられないミス。60秒のペナルティを科されてしまいました。

 そもそもTC早着なんて、普通あり得ないミスです。どうやら今年のアルゼンチンは観客の入りが凄まじくて、TCの入口付近は大混乱だったようです。メディアゾーンはドライバーもウジャウジャしているしファンが集まっていたんでしょう。ローブの説明によると、TCの入口の場所が分からず、手前で止まらずに入ってしまったみたいですね。

 ダニエル・エレナが指示を間違えたというよりも、ローブ自身が止まらなかったということなので、流石のチャンピオンも「自分自身にイラついている」と。まぁ、これも選手権ランキングトップで、常に一番最初に行動しなければならない者の宿命なんでしょうなぁ(^^;)。

 シトロエンはペナルティを取り消すべく抗議しているようだけど、抗議が通ったらフォード陣営は黙っちゃいないだろうし、恐らくペナルティはこのままのような気がします。

 と、僕が優勝予想した途端にセブに災厄が襲いかかって、ずっと優勝予想していたペターは僅差の2位。ぼ、僕の責任......(^^;)?


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マスー保護委員会。

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 今からあちらでは1日が始まるのか......(^^;)。『これからステージに行ってきます〜』というダッキーの明るいメールに、ガックリと肩を落としたイヌスケです。いやいや、そんな弱音を吐いちゃなりませぬ。これからアルゼンチンのDay1が始まるんだからねっ。Day1の最終ステージ、SS7がスタートするのは午前4時過ぎだけれど(^^;)、みんなついてきてくれよぉ〜。

 さて、色々噂にはなっていましたが、いよいよマシュー・ウィルソンの状況が厳しいようです。これまで鉄板の体制で参戦を続けてきたストバートの参戦予算大幅削減を受けて、フィンランド以降後半戦はお休みになる模様。ん〜、フィンランドに行ってもマスーはいないのか(貴重な情報源が......)。

 これまでも実力のあるドライバーが参戦できない状況で、何かとやり玉に挙げられてきたマスー。『あのマスーが参戦できるのに、なぜ●●は出られない......(怒)』なんてことを、思ったことがある人も少なくないはず。

 でも、マスーのようなドライバーが走れないのは、WRCにとって、いやフォードにとって、相当危機的な状況なんですよね(余裕皆無)。願わくば、誰よりも子煩悩なパパ・ウィルソン(とママ)に頑張って頂いて、マスーのプログラム続行を実現させて欲しいものです(最終戦のGBだけは決まっている模様)。

 色々言われがちなマスーだけど、毎回確実に5〜8位に入ってくるのって、ちょっと褒められても良いことだと思うんだよね(ポディウム経験はないけどね(^^;))。


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情熱のアルゼンチンタンゴ。

 さあさあ、本日からアルゼンチンのラリーウィークがスタート。とはいえ、現地ではまだシェイクダウンが始まったか、始まらないかなんですけどね(^^;)。

 ニュースにもアップされましたが、Day2の名物ステージ『ミナ・クラベロ』が、フォトグラファーのリクエストによって約1km延長されたそうです。あのステージは、山の上にあるので、とにかく行くのが大変。しかも、導線が悪いので、ミナ・クラベロとエルコンドルを撮影しようとすると、他のステージを諦める必要があります(頑張れば出来ないこともない)。

 そういえば、ギ・フレクランがシトロエンを率いていた頃は、彼の操縦するヘリコプターにメディアを乗せて、よく山頂まで行ってたな〜。ヒラ元編集長は何度かフレクラン号でフライトしているんですが、僕は誘ってもらうたびにタイミングが合わずに、結局一度も乗れませんでした(^^;)。

 現監督? ステージに行っている姿をあまり見たことないかも。あ、シトロエン社長のご接待はしていたか(^^;)。さて、コチラはブエノスアイレスでアルゼンチンタンゴに挑戦するシトロエンの面々。

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 チャンピオン様ってば照れちゃって、タンゴに必要な腰が入っておりません(^^;)。

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 最後はリフトまでカマして、イイ感じに決まってます(^^)。

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 こちらはオジエの様子。ハットをはすに被っちゃったりして、悦に入ってますねぇ〜。ま、この手のダンスは入っちゃった者勝ちですな。ペター辺りだったら、やり過ぎくらいにやってくれそう(^^;)。


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シトロエン的チャンミ。

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 ダッキーが遥々地球の裏側、アルゼンチンのコルドバに到着したそうです。掲示板に寄せられた『こぼれ話』へのリクエストも伝えておきました(^^)。『了解です!』とのこと、今回も色々と頑張ってくれそうですよ。

 日本はそろそろ水曜日が暮れかかっているのに、アルゼンチンではこれから一日が始まろうとしてる......と。分かっちゃいるけど、時差って不思議ですよねぇ(当たり前っちゃぁ当たり前だけどさ(^^;))。

 写真は先週末にブエノスアイレスで行なわれたシトロエンのデモランイベント『Road Show』での一枚。このイベントにはセバスチャン・ローブ、ダニエル・エレナ、セバスチャン・オジエ、ジュリアン・イングラシアの4人が参加して、DS3WRCで市街地を激走しています。もちろんブエノスのみなさんは大盛り上がり。

 このRoad Show、WRCファンを拡大すべく昨年から開催国の首都(大都市)で行なわれています。日本の東京でもやってくれたらラリーファンがガッツリ増えてくれそうなんだけどなぁ......(^^;)。嗚呼、三菱のチャンミや、スバルのWRCフェスタが懐かしひ。

 それにしても、ローブとオジエを従えてセンターポジションにさりげなく納まるエレナ、サスガ(^^;)。


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移動中くらいネットから離れましょう。

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 大阪から帰京途中の新幹線からです。相変わらずN700系はインターネットが使える上に、コンセントまであって快適快適(^^)。サクサク仕事が進みますな。ってことで、このBlogは300km/h(だよね)の車内で書いております。

 そういえば、機内でネットを使えるサービスが復活したとの噂を聞きました。ラリーXでガンガン海外出張していた当時、国際線機内でネットが使えると、これまたガンガン仕事ができて凄く助かったんだよな〜。確かスカンジナビア航空やルフトハンザで使えた記憶が......。

 ま、わざわざ機内まで仕事を持ち込まないように、日本で終らせていけばいいだけの話なんですが(^^;)。

 さて、昨日アップしたBlogに間違いがありました。O澤君がゴロワーズ・クサラを買って来てくれたお店は『ホットラント』ではなく、『ホッホラント』だそうです。間違いを指摘してくれたサダラーラさん、ありがとうございます! ホッホラントさん、申し訳ありません!

 お知らせがひとつ。本日から会員限定掲示板『Gallery Stage』のアルゼンチンスレッドがオープンしましたよ〜。今回も楽しい書き込みジャンジャンお待ちしております(^^)。


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ラリー村関西支部より。

 実は所用で大阪に来ております。せっかく西国まで来たのだからと、呼び出したのはこの人。

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元AS編集部O澤君。

 このBlogでもお馴染み、編集を辞めて西に行ってしまった元祖出たがり編集者です。こやつとガッツリ飲んで来ましたよ(^^)。

 編集者時代から一緒にスットコな企画を色々やらせてもらったO澤君ではあったけど、いきなりSTI折りたたみ傘をさしてきやがった(^^;)。その上、『実は渡したいモノがあるんですよ〜』とニヤニヤ顏。

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シトロエン・クサラWRC 06キプロス セバスチャン・ローブ号。

 なぜにこれを(^^;)。なんでも『久々に会うので素敵なプレゼントを渡そうと思った』だって。一応37歳のバースデイプレゼントとしてありがたく頂戴したけど、このマシンに何の思い入れもないんですが......(^^;)。

 あ、そういえば06年のキプロスは現地で取材してるかも。出発前に腰痛が発生して大変だったんだよなぁ。後はレンタカーで出てきたヒュンダイ・アトスが凄まじくボロかったことくらい? ラリーの展開は一切覚えてまへん(^^;)。

 何にしても、久々にO澤君に会えて楽しい時間を過ごせました。やっぱりラリー村の住人とは苦楽を共にしているから、思い出話だけで数時間があっと言う間に過ぎちゃうね。

 ちなみにO澤君、クサラのミニカーは京都・上桂のホッホラントさんでわざわざゲットしたんだって。このお店、意外な掘り出しものがあったりするかも(^^;)。

 大事なお知らせを忘れるところでした、MINI企画内にクリス・ミーク・インタビューのパート2がアップされましたよ〜。ブカブカのレーシングスーツって、やっぱりあの人を想像するのねん(^^;)。


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あれから10年。

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 K子様から言われるまでスッカリ忘れていたのですが、2011年5月19日は、アルペン・ラリーが開催されてから(2001年5月19日のスタートから)10年目になります。もうそんなに経ってしまったんですねぇ......。

 当時、僕は某出版社にてスーパーカー雑誌の編集者をしておりまして、自分の権限で好きに作れる読者ページ内にラリーネタをこっそり紛らせていたりしました。その頃のRo●so誌を見ると、そこかしこに不自然なラリーフレーバーが......(^^;)。

 アルペン・ラリーが開催されると聞きつけて、『取材せねばっ!』といきり立ったものの、ペーペー編集者だった上に締め切りまでが重なって、抵抗空しく取材を断念。日本で初めてWRカーが走行する現場に立ち会うことができなかったんですね。

 あの時は本当に悲しかったなぁ......。『日本でWRCが初開催される時は、必ず取材できる立場になってやる』と、心に誓ったものです。

 ちなみにその翌年にラリーX編集部に加わりまして、2002年のアルペン・ラリーは取材しました。新井敏弘選手のスバル・インプレッサWRCが、軽井沢の町中を走っている光景を見て、いたく感動したことを覚えています(写真は2002年のポディウムです)。

 あれから10年。その間にラリージャパンがWRCとして6回も開催されるなんて、あの頃の自分に教えても絶対に信じてくれないだろうなぁ(^^;)。それを考えると、また日本でWRCが開催される日がやってくるような気がするんですよね(なんの確証もありませんせんが(^^;))。

 さて、週末に迫ったラリー・アルゼンチンのウィナーズダービーの募集がスタートしています。今回は天候によって、どっちに転ぶか分からない状況。色々な情報を精査しつつ、是非トップ3を予想してみて下さい(^^)。


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メルマガはしばしのお待ちを......。

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 ツール・ド・コルスでゼロカーをドライブ中にアクシデントをカマして、マルセイユに緊急搬送されていたアリ・バタネンの経過に関するニュースがようやく出てきましたね。ケガそのものは、そこまでシリアスではなかったようです(^^)。とりあえず、ホッ。

 さて、いくつか質問を頂いているののが、ラリーXモバイルのメールマガジンについて。震災後、サーバー負荷を避けるために、現在も配信を休止中です。

 サルディニア後に再開を検討しましたんですが、携帯キャリアからはさらなる自粛依頼がありました。6月頃からの再開を予定しています。スマートフォン仕様の進行状況もお伝えしますので、もうしばらくお待ち下さいませ。


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実物もカッコヨス。

 来週末はWRC第6戦アルゼンチン。先日、ジャーナリストのコガッチ先生に会ったんですが、今回のアルゼンチンに登場するターマックセクションは、かなりトリッキーなんだって。フォードがサルディニア前にわざわざグラベルタイヤでのターマックテストを行なったのも、このためだったんですよね。

 第2戦以降、すっかりシトロエンにしてやられているフォードだけに、そろそろ反撃の姿勢を見せておきたいところです(また、シトロエンが舗装セクション速そうだし(^^;))。気がつけば、開幕戦のスウェーデンを勝っただけ......なんてことでは困りものだからなぁ(^^;)。

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 そうそう、コガッチ先生は「フォルクスワーゲンポロR WRCが壮絶にカッコ良かった」と大絶賛。やっぱりねぇ、写真でも見ても、ちょっとレベルの違うカッコ良さだもなぁ......。発表会場に来るまで、マシンが出て来るとは知らされていなかったから、メディアは大興奮だったそうな。あ〜、行きたかった!

 さて、昨日のBlogで書いたミツビシUNIボール赤への反応のデカさにビックリしております(^^;)。色々とアドバイスを頂き感謝感激。これからも大好きな"校正ペン"を使い続けられそうです。ありがとうございます!


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求ム、校正ペン。

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 アバルトが、フォルクスワーゲンに続き2013年からWRC参戦を狙ってるそうですぜ。そういえば、グランデプントS2000を発表した2006年当初、『もしS2000がトップカテゴリーになった場合、WRCに参戦する』って言ってたんですよね。

 現時点であまり具体的なニュースではないけれど、ベースモデルは次期プントになるようです。ってことはアバルトではなくてフィアットでの参戦の可能性もあるんだろうな(WRCにもアバルトが販売していない国もあるし)。

 それにしても、レギュレーションが変るって大事なんだねぇ(^^;)。

 そうそう、最近地味にショックな事がありまして......。お気に入りのボールペンがどこにも売っていないのですよ。いつでもそこにあると思ってたから、いざなくなってみると動揺しまくり(^^;)。

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ミツビシUNIボールの赤(使い古し(^^;))。

 通称校正ペンです(僕が勝手に命名)。奥ゆかしい(地味)フォルムながらも、悶絶レベルに滑らかな書き味で、どんな原稿にもサクサク"赤"が入れられるスグレモノです。編集者100人中85人くらいは、このペンが好きなはず(断言)。

 どうやらK子様もこのペンがお気に入りで、探してるのに見つからないんだって。三菱鉛筆のウェブサイトにも載っていないし、もしや絶版......(T_T)。もっと便利なペンがあるかもしれないけど、これがいいんだよ〜。嗚呼、まとめ買いしておくんだった。


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オリバーに癒された誕生日。

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 実はですね、5月18日は誕生日だったりするんです。えぇ、37歳になっちゃいました。が、せっかくのバースデイも、某所にて原稿と格闘していたら、日付が変わっちまった(^^;)。ってな訳で、このBlogも18日のうちにアップできなかったし(トホホ)。今年こそは、もう少し計画通りに仕事をこなしたいものです。

 どうでもいい自分語りはさておき、本日(昨日か)ペター・ソルベルグ・ワールドラリーチーム(PSWRT)トナの『From Our Service Park』サルディニア編が公開されましたよ(^^)。今シーズン初の表彰台ってこともあって、とってもハッピーな内容になっています。

 写真はトナが送ってくれたセレモニアルフィニッシュでの、ペター&オリバー。オリバーってばお母さん(パニラ)にそっくりだねぇ。クリクリのブロンドが可愛いのぅ......(^^)。ちなみにペター・ソルベルグさんも、僕と同じ昭和49年生まれです(^^;)。


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フォーカス魂炸裂!

 WRCに予選導入というニュースに『......(^^;)』と思いつつ、本日は打ち合わせでラリーXモバイル編集部へ。スマートフォンプロジェクトは、着々と進んでいるようですよ(^^)。......と、事務所でこんなブツを発見。

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『WRC:THE FOCUS ERA』

 今年の頭にフォードから『フォーカスを記念した書籍を作ったから、今度送るよ〜』なんてメールがやって来てまして、楽しみにしていたらコレが届いたと(^^)。

 1999〜2010年まで世界中のラリーで活躍した全てのフォーカスWRCが、写真付きで紹介されているハイパー豪華本です。装丁も素晴らしく立派なんですが、1ページに1台ずつシャシーナンバーごとに、詳細なデーターが載ってるんですよ! 

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 写真を見ているだけでも楽しいんだけれど、『俺様が乗っていたマシンは、あの人を経由して、あんな選手権に流れているとは!』なんて感じで完璧に網羅しております。フォーカス・ファンにタマラン一冊です(これでも元フォーカス乗り(^^;))。

 有り難いことに編集部に2冊届いておりますので、1冊は何かイベントの時に放出しちゃおうかな(^^)。


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2013年は19歳。

 ディミトール・イリエフがシュコダ・ファビアS2000に乗るんだって。え〜と、どうでも良かったりして(^^;)。自分に貴重なニックネームを与えてくれたドライバーなんで(一部でイリエフと呼ばれております)、心の隅っこでは気にはなってるんですけどね(^^;)。と、某つぶやきに私信を送ってみたりして。

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 さて、やっぱりカルロス・サインツJr.は、ラリーに興味ないんだそうです(^^;)。今年からフォーミュラ・ルノーにステップアップして早くも2勝。しかもレッドブル・ジュニアチームにまで所属して、着々とフォーミュラでキャリアを積んでいます。『ラリー? 何ソレ?』って感じなんだろうな。

 オコチャマとばっかり思っていたら、すっかり大人の顔になりましたねぇ。1994年生まれだから、フォルクスワーゲンがWRCにデビューする2013年には19歳。まさに絶好のタイミングです。ま、お父上だって元はサーキットを戦っていた訳で、まだまだ分かりませんよね。パパ・サインツに息子の説得を期待しておきましょう(^^;)。


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ベルジャンが結果を残したぜ!

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 当Blog推薦ドライバーのティエリー・ヌービルが、IRCツール・ド・コルスで優勝しましたよ〜。イヌスケ一押しドライバーが結果を残すことは非常に珍しいので(^^;)、自分のことのように嬉しいですね。

 とはいえ、「これでトップドライバー当確だな」と思うほど能天気ではありません(去年のJWRCでイマイチな活躍っぷりを知っているだけに(^^;))。なにはともあれ、ターマック系の若手は絶滅種に近いので、このままスクスクと育って欲しいものです。

 ちなみにヌービルの勝利によって、IRCドライバーズランキングは、フレディ・ロクス、ヤン・コペツキ、ヌービルが40ポイントで並ぶという、かなりアツイ状況になっておりますよ(^^)。

 そのコルシカでは、新井敏弘選手がデビューさせたスバル・インプレッサWRX STIのR4バージョンも15位で無事完走。ヌタ号デビューまでに、懸念のサスペンションセッティングが決まることを祈っておきましょう。

 ところで、本日なんともスットコなタイトルのニュースがアップされました(^^;)。

『ライコネン、ヘルシンキでヘベレケ』

 なんでも、サルディニアをスキップしたキミ様、ヘルシンキのカラオケバーに5時間も入り浸って、シコタマ飲みまくったそうです(^^;)。


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気合が入り過ぎたのかな。

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 IRC第3戦ツール・ド・コルスで、ちょっと心配なアクシデントが起こってしまいました。ゼロカーのプジョー207RCをドライブしていたアリ・バタネンがSS6でクラッシュ。コドライバーを務めていた息子のマックスは無事だったものの、バタネン自身は首の痛みを訴えて病院に緊急搬送されています。

 今回のバタネンは、プジョー205T16時代のレプリカレーシングスーツまで着て、気合い充分だったのになぁ......。マルセイユで手術を行なうとのこと。非常に心配です。

 さて、それ以外にも気になるニュースがいくつもアップされています。

 ヘニング・ソルベルグは、何やら色々な理由で次戦のアルゼンチンのスキップを決めました。参戦資金やら、フィエスタRS WRCのパフォーマンスやら、色々理由はありあそう。ゆっくり休んで、元気になってアクロで戻って来てくれますように(ナムナム)。

 フォルクスワーゲンは予想通り、シュコダ・ファビアS2000を使ってテスト参戦する予定。ドイツ人の若手ドライバー育成を狙うとなると、ヘルマン・ガスナーJrかアーロン・ブルカートあたりになるんでしょうね。それ以外だと......ん〜、ドイツはラリー不毛の土地なんだよなぁ(^^;)。


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ミッコのチームメイト?

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 地中海のコルシカ島では、IRC第3戦ツール・ド・コルスがスタート。当Blog推薦ドライバーのティエリー・ヌービルがDay1を終えて首位に立っています。そして、今回は新井敏弘選手が、スバル・インプレッサWRX STIグループ4仕様で参戦中,こちらは16位につけています。

 S2000がウジャウジャしているし、そもそもターマックのコルシカですから、この辺りのポジションになるのかな。先日のサルディニアでマティ・ランタネンがドライブした三菱ランサーエボリューションXグループ4もそうでしたが、もう少し開発の時間が必要なのかも。

 と、話は変わって、トシ新井の新しいウェアです。写真はプレイベント記者会見での様子なんですが、MOTULの赤が入って相当印象が変わりましたよね(インプレッサの新カラーリングもかなり好き)。ちょうど肩の所に切り返しが入ってるので、フォードのウェアに見えなくもないけど(^^;)。


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50歳のアクロポリス。

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 なんだ、やっぱり戻ってくる気満々じゃん(^^;)。フォルクスワーゲン・ポロR WRCの開発において重要な役割を果たすことになるカルロス・サインツ。どうやら実戦復帰プランもあるようです。

 F1のミハエル・シューマッハ張りにトップチームからフル復帰するかと思いきや、そこまでの本気度ではなく......。サインツが狙うのは2013年のアクロポリス一戦。50年目の生誕記念を、初優勝を飾ったアクロで祝いたいそうな。

 サインツの復帰、是非とも見たいですねぇ......。しかも、コドライバーはルイス・モヤになるんだって。あのマシンガンペースノートコンビをWRCで見られる日がまた来ようとは(^^;)。ひとつ心配があるとすれば、2013年のWRCカレンダーにアクロポリスが残れるのか、かな。

 ポロのシェイクダウン担当もサインツに決まっているようだし、フォルクスワーゲンのプログラムにガッツリ関与することになります(ニュースにも頻繁に登場するでしょう)。ちなみに彼がアクロで目標にしているのはトップ6。マスーの上を狙ってるのねん(^^;)。その時のチームメイトが誰になっているのか、それも楽しみです。


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エレナの秘密。

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 セバスチャン・オジエのラリー日記『天下取ったる!』サルディニア編がアップされましたよ〜(^^)。

 読んで頂ければ分かるように、前回までの強気なオジーはすっかり影を潜めて、ひたすらチームメイトへのリスペクトを語っています(^^;)。やっぱり、セブ様はそう簡単に世代交代なんてさせてくれませんな。

 サルディニアの路面がよっぽど抄に合わないのか、色々歯切れが悪いです。そうそう、Blogでも取り上げたDay1の最終ステージに関しては"出走順戦略"を使ったと明言しています。あの時は、「チームをサポートする」なんて言っていたけれど、やっぱり優勝を狙っていたんじゃん(^^;)。

 そして、今回はいつも以上にたっぷりと質問に答えてくれています。一番面白かったのは、チームメイトコンビの謎の儀式について(ゲンを担ぐかという質問への回答)。どうやらダエニル・エレナがゲンを担ぐタイプの人のようで、ローブもシブシブ付き合わされているみたいです(^^;)。

 前回の内緒話もそうですが、質問に対してかなりぶっちゃけてくれるオジー。去年ミッコで大好評だった『なんでも聞いちゃって!』企画、どこかのラリーでカマしたいな〜(^^)。K子様がフランス語で聞いてくれたら、どんな質問にもジャナスカ答えてくれそうだしね。


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MINI一択。

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 予想通りと言いますか、フォードが新WRカーに許されていたジョーカーを切って、サルディニアにニュースペックのエンジンを投入していたんですね。ちなみにこちらの締め切りは5月1日まで、以降のスペック変更は許されていません。

 サルディニアでセバスチャン・ローブに勝利を奪われたとはいえ、メキシコ〜ヨルダンの時ほど、シトロエンとの差を感じなかったので、新スペックの効果は上々だったのかも。それよりもフォードは、ストバート勢に頻発しているマイナートラブルをなんとかしないとなぁ。ヘニングやマスーは、毎回のように些細なトラブルでポジションを落としてますからね。

 まぁ、いくらMスポーツが優秀なチームとはいえ、10台のWRカーをマネージメントするのは容易なことじゃないんでしょう。マルコム・ウィルソンも『10台以上は絶対にムリ』なんて言ってますしね。それでもフィエスタでWRCを戦いたいクルーはもっといるはずで(ノビコフとか)、フォードで断られたお客様がMINIの門を叩いているのかも。

 フォードは10台で手一杯だし、シトロエンはそもそも売ってくれない、フォルクスワーゲンが出てくるのは2年も先。現状、プライベーターが購入可能なWRカーって、MINIジョンクーパーワークスWRCしかないんですよ。そう考えるとプロドライブは上手いタイミングで出してきましたよね(^^;)。


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彼は何を話したか。

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 サルディニア、Day1の最終のSS8。ステージをフィニッシュしたセバスチャン・オジエが発したコメントは以下のような感じでした。

「かなりスローダウンしたよ。フィーリングがよくないし、ここでは優勝を狙っていない。出走順は良くなるし、チームにとってはいいことだ。でも、メキシコではミスしたから、今回はチームをサポートするよ」

 普通に考えれば、チームから指示があってスローダウンしたように思いますよね。ところが、フィニッシュ後の記者会見でチーマネージャーのスベン・スミーツは、オジエについて以下のように話しています。

「彼はサルディニアでの経験があまりない。1回しか参戦していないんだよ。金曜日(Day1)と土曜日(Day2)で2回もコースオフしてしまった」

 Day2でのコースアウトは、SS11で岩にヒットした時のこと。そして、Day1でオジエが大幅にタイムを落としたのは1カ所のみ。そう、彼が「スローダウンした」と発言したSS8しかないんですね(^^;)。

 僕らはドライバーのコメントをベースにレポートを作成するので、本人が「スローダウンした」と言えば、当然その通りに伝えます。が、どうやらオジエは意図的にスローダウンしたのではなく、ミスによってタイムロスしちゃったみたいなんですよね(^^;)。

 ミスを認めたくなかった? たわいのないジョーク? それともこっちが勝手に発言を誤解しただけ? なんにせよ今週中にアップされるオジエ日記で、SS8でいったい何が起こったのか、明かしてくれるはずです(^^;)。


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どこまで強いんだ。

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 最後の最後に『ミッコ・ヒルボネンのタイム表示が間違ってました、テヘ』ってな、若干グダグダなフィナーレとなってしまったサルディニア(^^;)。ここでも何度も何度も書いてきたけれど、やっぱりセバスチャン・ローブは別格ですな。

 初日からず〜っと先頭スタートを守り切っての完勝。そりゃ、チームメイトや監督相手にイライラしてるかもしれないけれど(愚痴をこぼす相手はソルド(^^;))、ラリードライバーとしての"強さ"は、少しも失われていなかったと再認識しました。

 まだまだ引退なんかしちゃいけません。2013年のフォルクスワーゲン参戦まで、現役を続けてくれないかなぁ。彼の美学からすると、強いうちにスパッと止めちゃいそうだけど......(^^;)。

 今回も残念だったのはペター・ソルベルグですかね。初日のターボパイプトラブルがなければ、かなり面白い展開に持ち込めていたはずなのに! ペターって今シーズンはまだトラブルフリーでラリーを走り切れていないんですよね。本人もラリー中に語っていたけれど、"ツキ"さえあればなぁ......。

 そうそう、お知らせです。ダニエル・ソルドがデビュー戦を6位で走り終えたMINI。デビュー特集の『MINI ソコソコ速い?』ですが、急遽クリス・ミークのインタビューが追加されることになりましたよ〜。スロットルトラブルでリタイアに終ったものの、序盤は3位を走行したミークが、デビュー戦で何を感じたのか? 請うご期待です!


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信頼と安心のサインツ印。

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 昨日からサルディニアが無事スタート。ヤリマテが早々にいなくなったり、MINIが 企画通り"そこそこ"速かったり、頑張ってたエフゲニー・ノビコフがコースオフしちゃったり、セバスチャン・オジエがちょっと意味のわからないスローダウンしたり、そしてマスーはやっぱり8位(タナクの下って(^^;))にいたり......。ま、色々示唆に富む一日でした。

 そんなこんなありながらも、トップはやっぱりセバスチャン・ローブ。10位まで落ちたはずのペター・ソルベルグが、30秒差の2位につけているけれど、さてDay2ではどんな展開になるのか......。先輩をサポートすると言ってスローダウンしたはずの彼が、最終日を前に15秒差の3番手あたりに浮上しそうな予感がヒシヒシだったりして(^^;)。

 さて、サルディニアでWRC参戦を発表したフォルクスワーゲン。そのWRCプロジェクトにカルロス・サインツの加入が明らかになりました。今年後半にもスタートすると言われているポロR WRCのテストもサインツが担当するようです(^^)。

 成仏し切れていないトヨタ・ファンとしては、世が世ならサインツがTTEを率いて戦っていたはずなのに......と思わないでもないけれどね(^^;)。それでもサインツがWRCの現場に帰って来るのはやっぱり嬉しいな。

 クリス・ニッセンが言うように、サインツが携わるプロジェクトで、"弱いチーム"はあり得ないですからね。きっとシトロエンやフォードにガッツリ対抗できるチームを作り上げて、WRCに戻って来るでしょう。少し気になるのは、ニッセンが『WRCプログラムは3年』って言い切っていることなんだよな〜。

 ダッキーが『こぼれ話』に書いていたけれど、ポロR WRCって実車は尋常じゃないくらいカッコイイらしいよ。早く見たい!


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出る出る詐欺じゃなかったよ!

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 深夜まで待った甲斐がありましたね〜。ようやくフォルクスワーゲンが2013年からのWRC参戦を発表しましたよ(^^)。

 ベースモデルは予想通りのポロ。マシン名はポロR WRCと発表されましたね。ドライバーに関しても、数名と交渉中ではあるものの、現時点では発表されていません。

 先ほどアップされたニュースでダニエル・ソルドも言っていましたが、ペター・ソルベルグ・ワールドラリーチームのテクニカルディレクターを勤めていたフランソワ-クサビエ(FX)・ドゥメゾンが、フォルクスワーゲン入りしたようですし、ドライバーはやっぱり......(^^)?

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 それにしてもポロR、かなりカッコイイですねぇ(空力処理がフィエスタっぽいかな)。2013年から参戦ということは、来シーズンを開発&テスト参戦に当てることになるんだろうな。そうそう、某赤いチームから、スポンサーをぶん取るとの噂も......(チャンピオン様も一緒にだったりして(^^;))。


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いよいよ、だぜっ!

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 待ちに待ったWRC第5戦ラリー・デ・イタリア・サルディニアの幕が上がりましたよ〜! 地中海のサルディニア島では本日シェイクダウンとセレモニアルスタートが行なわれています。

 そのシェイクダウン、注目の存在はMINIジョンクーパーワークスWRCのデビューでしょう。カラーリングは先日のオックスフォードの公式ラウンチと同じですね。現時点でメインスポンサーはいない様子......(まぁ、これからだ)。ライト周り、ブリスターフェンダーがブラックアウトされていて、なかなかカッコよろしいです(^^)。

 気になるタイムはシェイクダウンでベストタイムのペター・ソルベルグ(シトロエンDS3WRC)から、ダニエル・ソルドが3.3秒落ち。デビュー戦であることを考えると悪くない感じもかな。ちなみにソルドのコメントは以下になります。

「現時点でMINIジョンクーパーワークスWRCが、どのようなポテンシャルを見せてくれるかは分からない。これが僕らにとってはWRC初参戦だからね。ラリーが始まってどんな事が起こるのか、様子をみてみるよ」

 とにもかくにも2008年にスバルとスズキが撤退して以来、久々に3つ目のマニュファクチャラーがWRCにやって来た。それが重要です(^^)。

 さて、気になるのはフォルクスワーゲンからの発表です。現地からの情報によると、会見はセレモニアルスタート(現地時間20時)の前に行なわれるとのこと。日本時間の夜中になるのかな......? Gallery Stageの書き込みにもありましたが、これだけ引っ張って『ポロR3』の発表会見だったらどうしよう(^^;)。


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イタリアの雄!

 巷はフォルクスワーゲンのWRC参戦カウントダウンでザワザワしていますが、実はMINIジョンクーパーワークスWRCのデビュー戦でもあるんですよ(^^;)。

 ってことで、MINIデビュー直前企画の最終回は、デビッド・ラップワースのインタビューが公開されました。S2000→WRカーのコンバージョンに関して、技術顧問の立場から、かなり興味深い話を聞かせてくれています。

 VWのインパクトを吹き飛ばすべく、緒戦から5台のWRカーを投入するMINI(違いますよ(^^;))。そのうちの一台、パトリック・フローディン号はS2000仕様になったとのこと。詳しくはニュースを読んで頂くとして(不遇のフローディンもようやくチャンスに恵まれそうな予感)、気になるのは彼のチームです。

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グリフォーネ!

 ランチア&トヨタ(とプジョーもか)ファンにはお馴染み、イタリアの有力プライベーターチームです。ブラック&ゴールドのデルタ、ブルー&レッドのセリカ&カローラを覚えている人も少なくないはず。そのグリフォーネが今シーズンからMINIでラリー活動を行ないます(イタリア選手権には既に参戦中)。

 どうやらグリフォーネはS2000仕様の開発にも深く関わるとのこと。2000年代はプジョーでの活動以降、体制を縮小していただけに、今回のMINIへの積極関与は非常に楽しみです(^^)。やっぱりイタリアのプライベーターが元気だとラリーは面白くなりますからね。

 あ〜、いよいよ明日は5日だ〜(やっぱりMINIよりVWになっちゃってるし(^^;))。


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あと2日で答えが出る?

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 5月5日、こどもの日。いえいえ、フォルクスワーゲンがWRC参戦を発表すると言われている日であります。

 我々ラリーXも含めて規定事実のようにベースモデルは、ポロになると伝えてきましたが本日アップされたニュースによると、ヨーロッパでは先日発表されたばかりのビートルをベースにするのでは......と言われているようです。確かに今年後半の市販デビューを考えると、発売から随分経っているポロよりも、マーケティング的にベターな選択かも。

 いわゆるニュー・ビートルから、モデルチェンジした新型ビートル。『先代からどこが変ったんだ?』と聞きたくなるほどキープコンセプトですが(^^;)、ノッチがついたスタイルのラリーカーがWRCから消えて久しいし、普通のハッチバックスタイルを持つポロよりも、スタイリングのインパクトはかなり有りそう。

 フォルクスワーゲンは、どのマシンでWRCに打って出るのか。そして、ドライバーラインナップも気になるところです(ペターかジジあたりが決まってくれるといいんだけどな)。いやいや......ヤツらの事だから、ここまで引っ張っておいて何も発表しないって事だってあり得るかも(^^;)。

 これまでの狼少年っぷりを考えると、WRC参戦が発表されるその瞬間まで油断はできないんですよねぇ......(^^;)。ま、これだけ世界中のメディアが断定口調でニュースを書きまくってるんだし、発表すると思うけど。


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同じジョイントナンバー1なのに。

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 セバスチャンズのギスギス(片方は親友アピールをしつつも(^^;))が、かなり面白い状況を呼びつつある一方、相変わらず仲良しなのがフォード。先週行なわれた、サルディニアに向けてのテストも、ふたりで協力して良いセッティングが見つかった様子です。

 2009年シーズンのヤリ-マティ・ラトバラ自爆時代は、流石のミッコ・ヒルボネンも、タイトル獲得を邪魔されてイラついている様子を見せていたけれど(^^;)、ラトバラが成長したことによって平和な雰囲気が続いています(写真はヨルダンで自分達のフィニッシュ後にパワーステージをテレビ観戦する4人)。

 シトロエンと同じジョイントナンバー1体制なのに、なぜにここまで違うんでしょうね(^^;)。ある意味、カルロス・サインツ引退以降のシトロエンは、セバスチャン・ローブ一極体制が続き過ぎたんだろうな。チーム自体が、トップドライバー2名って状況に慣れていない感じがするもの。

 今年37歳になったローブ(って事は僕もだ(^^;))の引退がそう遠くないことを考えると、シトロエン的にはオジエの成長は願ったり叶ったり。とはいえ、オジエに続く若手がイマイチ見当たらないのは、シトロエンの困りどころでしょうな。

 せっかくキープしていたエフゲニー・ノビコフはフォードに行ってしまったし、そもそもこのチームはフランス語が話せないと、大成出来ないんですよね。ってことで、やっぱりティエリー・ヌービルだな。いや、シトロエンの事だから、何か隠し球を持ってるのか......?


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フレクラン、大噴火(^^;)。

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 シトロエン、大丈夫なんか......と思う事が最近多くないかい(^^;)? シトロエン・スポール(レーシングの前身ね)の創始者であり、シトロエン王国の元絶対君主ギ・フレクランが、オリヴェイ・ケネル(とセバスチャン・オジエ)を相手に大噴火してますよ(^^;)。

 フレクランがシトロエンを率いていたのは2007年まで。翌年から、彼の後を受け継いでディテクターに就任したのがケネルなんですが、「就任時には散々世話してやったのに、この頃は挨拶にも来やしねぇ(意訳)」だそうです(^^;)。

 オジエに関しても、「あの若造の態度はなっとらん(こちらも意訳)」と憤慨してるフレクラン先生。可愛い愛弟子のセバスチャン・ローブから、「アイツ、生意気なの......」って泣きつかれたんでしょうかね(^^;)。ちなみに、オジエを発掘したのは、ケネルではなく自分だともおっしゃっております。

 このニュース、出所が少々アレではあるものの、壮絶に面白い内容となっております、是非ともご一読を。シトロエンが心配になること請け合いです(^^;)。ここって一枚岩を誇るチームってイメージがあったけれど、こんなニュースが流れて来ることを見ても、色々ゴタゴタしてるんでしょうかねぇ......。

 そういえば、無敵艦隊と言われたプジョーも、2005年にあれこれとチームがゴタゴタしてたのう......。


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