WRC2020/03/21

アンティラ、フィンランドの副競技長に

(c)Toyota

 220戦という世界ラリー選手権の史上最多出場記録をもつミーカ・アンティラは、70回目の開催を迎える今年のラリー・フィンランドには競技者として参戦することなく、イベントの副競技長を務める。

 アンティラは、昨年までヤリ-マティ・ラトバラのコドライバーとしてWRCで通算18回の勝利を経験、母国のラリー・フィンランドに20回出場、そのうち3度の優勝を飾っている。

 アンティラは、ラリー・フィンランドの競技長を務めるカイ・タルキアイネンをサポートする形で新しい職務を開始する。

「AKKモータースポーツから与えられた新しい役割に満足している。私にとって新たな挑戦が始まった。非常に刺激的な挑戦になるので本当に興奮しているよ」とアンティラは語った。

「彼らとはよく知っている間柄であるが、これまではコクピットのなかから競技を見てきたので、私の専門的な知識と経験が彼らの役に立つことを期待している。もちろんラリー・フィンランドは競技として非常に高いレベルであり、私が改善の余地を見つけることは困難ではあるだろうけど、その高いレベルを維持して更にイベントを発展させる手伝いができることを期待している」

 ラリー・フィンランドは今年の8月6-9日に開催を予定している。