WRC2020/01/05

エヴァンス、トヨタのドライバーは全員が対等

(c)Citroen

 トヨタGAZOOレーシングWRTで新シーズンをスタートするエルフィン・エヴァンスは、チームメイトであるセバスチャン・オジエへのサポートを最優先にしてシーズンをスタートする考えはないと語った。

 エヴァンスは2017年と2018年にMスポーツでオジエがタイトルを獲得した際のチームメイトであり、オジエのチャンピオンシップ争いを助けるためにしばしばポジションを放棄したり、サポート役を務めることがあった。

 エヴァンスは、トヨタのドライバーは全員が対等な立場でシーズンをスタートすると理解していると語った。

「これまでもトヨタはドライバーに平等な機会を与えることに注力してきたチームであり、このアプローチは今後も続くと確信している。僕が把握している限りでは、僕たちはシーズンを平等に開始する」とエヴァンスは語った。

「もちろん、シーズンの後半に何をもたらすかを見るつもりだが、いまの時点では僕は自分がやっていることに集中する必要があり、他のことについては考えていない。どのようなパフォーマンスするかは最終的に僕にかかっている」

 エヴァンスはモンテカルロでは最初から勝利を狙ってスタートすることは考えてないと語った。

「モンテに対する僕のアプローチは、そこに行って機会を最大限に活用することだ。そして、残りのすべてのラリーにおいても同じアプローチだ」とエヴァンスは語った。

「どのラリーであっても勝利の可能性については考えてはいない。具体的にターゲットとしているイベントはなく、それはチャンピオンシップについても同じだ」