セバスチャン・オジエとジュリアン・イングラシアは、今週のツール・ド・コルスで絶好の出走順を活かし、今季3勝目に挑む。ドライバーズ選手権とコドライバーズ選手権をリードしている彼らは、イベント初日に最もクリーンな道路を走ることとなる。
オジエとイングラシアは2008年にWRCデビューを飾ったが、彼らが国際競技を初めて経験したのは2007年のツール・ド・コルスでゼロカーをドライブした時だった。これまでに4回にわたってこのイベントに参戦し、2016年には勝利を収めており、二人はふたたびこの地で祝杯を挙げることを目指す。
「今シーズンは本当にポジティブなスタートを切った。3つのイベントを終えて僕たちはすでに2勝を挙げている。僕たちの進歩を目の当たりにできて素晴らしいし、来週のターマックでもそれが続くことを熱望している」とオジエは語った。
「モンテカルロは様々なコンディションが混在していたが、ツール・ド・コルスは今年最初の純粋なターマックイベントなので、戻れてうれしいよ。競争は激しくなるだろうが、僕たちは先週良いテストができて、良いフィーリングを掴み、力強いパフォーマンスを生み出すための最適なセットアップを発見できた」
「僕はフランス人なので、常にツール・ド・コルスでは上手くやりたいという良い動機がある。1万コーナーのラリーとして知られていることからも分かるように、この島の多くのセクションがラリーにあつらえ向きだ。今年は多くのルートが新しくなっているが、ステージは依然として非常にテクニカルで、ひっきりなしに続くコーナーが完全な集中と精度を要求する」
「そこは美しい島なので、僕は訪れることを常に楽しみにしている。僕たちが母国フランスの土の上で再び強力な結果を出すことができれば、それは素晴らしいだろう」