トヨタGAZOOレーシングWRTのセバスチャン・オジエは、今年の秋に開催されるシーズン最終戦のラリー・ジャパンには7度目のワールドチャンピオンになっていることを願っていると語った。
トヨタは10日に東京オートサロン会場において2020年の世界ラリー選手権を戦う全ドライバーとコドライバーが勢揃いし、日本のファンたちを前に新しいレーシングスーツ姿を初披露することになった。
オジエは、なぜトヨタへの移籍を選んだのかと聞かれ、一番強いチームで戦いたかったと述べ、トヨタで7度目の王座を狙うことに強い意欲をみせている。
「トヨタを選んだのは、一番強いチームで戦いたかったからだ。僕は現役であり続ける限り勝利に挑戦したいと思ってきた。レーシングドライバーであればそれは当然のことだ。近年、強いトヨタを見せつけられてきたので、いつかドライブしたいと願ってきた」とオジエは語った。
「新しいシーズン、このマシンをドライブできることに興奮しているし、6度もドライバーズチャンピオンを獲得したことは誇りに思うけど、それを7回目のチャンピオンを獲得できるようチームとともに戦うよ」
「トヨタに移籍した決定は僕にとっても新しい冒険になる。前回、ラリー・ジャパンが行われた2010年に僕は優勝しているので、いい思い出のある地でその再現ができることを願っている」
「モンテカルロから始まるシーズンはすべてのドライバーが0ポイントからスタートする。簡単な戦いではないことはわかっているが、この秋に日本に戻ってきたときには7度目のワールドチャンピオンになっていることを願っているよ」
2020年開幕戦のラリー・モンテカルロは、1月23日から26日にかけて開催される。