WRC2019/11/27

オジエ、トヨタとの新しい挑戦に興奮

(c)Toyota

 トヨタGAZOOレーシングに加入して2020年シーズンを戦うことが明らかになったセバスチャン・オジエは、アイコニックなブランドであるトヨタと子供の頃のアイドルだったトミ・マキネンと一緒に仕事をできることに感無量だと語った。

 6度のワールドチャンピオンを経験しているオジエは、2016年末にフォルクスワーゲンが撤退したあと、一度、トヨタへの移籍について話し合い、ヤリスWRCのテストを行ったことがある。彼はけっきょく、 2017年と2018年をMスポーツで戦ったあと、今季はシトロエン・レーシングで1年を過ごしたが、オイット・タナクとのタイトル争いに敗れてシーズン3位に終わっている。

 オジエは、もう一つの新しい挑戦をトヨタとともに開始できることに興奮していると語った。

「このチームの一員となったことに興奮しているよ。僕にとってはもう一つの新たなる挑戦であり、本当に楽しみにしている」とオジエは語った。

「実は、トヨタとは2016年の終わりにも、翌年一緒に仕事をすることについて話し合ったが、その時は実現しなかった。しかしこうして、アイコニックなブランドであるトヨタ、そして子供の頃のアイドルであるトミ・マキネンと一緒に仕事をできることになり感無量だよ。成功するために力を合わせて戦い、世界タイトルを取り戻したいと思う」

「チームメイトになるエルフィン(・エヴァンス)は以前一緒に仕事をしたことがあるので良く知っているし、とても良いチームメイトだと思う。カッレ(・ロヴァンペラ)はすでに十分な力を持っていることを証明しているし、素晴らしい才能を備えているのは間違いないので、きっとすぐに成長するだろう。3人ともこのチームで戦うのは初めてなので、クルマやその他のことについて学ぶのは簡単ではないと思う。それでも、できるだけ早くパフォーマンスを発揮できるようにベストを尽くす」