セバスチャン・オジエは、ツール・ド・コルスではセバスチャン・ローブがさらに強敵になると確信している。
フランスメディアはオジエとローブの熱い戦いがフランス・ラウンドで再現されることから報道もヒートアップしている。コルシカ地方紙のコルス・マタンはイベント直前の企画を32ページにわたって特集しており、5年にわたってWRCを離れたローブが、復帰戦のラリー・メキシコで首位に立ったことは衝撃的な事件だったが、来週末にターマック・ラウンドとして開催されるツール・ド・コルスではさらなる速さをみせるだろうと予測している。
ローブが9年連続王座に輝いたあと、5年連続して王座を守ってきたオジエは、コルシカ島ではメキシコ以上にローブが速さをみせるため厳しい戦いになるだろうと語った。
「セブはメキシコでそれほどひどくはなかったし、きっとターマックではもっと強いはずだ。彼はこの路面ではいくつかラリーを走っているし、リズムももっている」とオジエは語った。
「コルシカではおそらくさらに強くなるだろう。昨年のC3 WRCはすでに手が届かない速さだったので、僕らもクルマが改良されたことを示す必要がある。どうなるか楽しみにしている」