WRC2019/12/09

オジエがヤリスを初テスト、新天地で始動

(c)Toyota

 セバスチャン・オジエが日曜日、トヨタ・ヤリスWRCのテストを行い、2020年シーズンにむけて始動した。

 トヨタGAZOOレーシングWRTに移籍して新シーズンに挑むオジエは、金曜日の夜にパリで行われたFIA年間表彰式に出席、その後、南東フランスに移動し、開幕戦ラリー・モンテカルロに向けた準備を開始した。

 カッレ・ロヴァンペラとエルフィン・エヴァンスがそれぞれ2日間のテストを行った後、オジエは8日の日曜日早朝から7年連続のモンテカルロ勝利にむけてテストを開始した。

 オジエのテストは、厳冬のモンテカルロを想定してシステロンに近いルラ山の北斜面のエリアにルートを探し、雪と凍結したコーナーが連続するセクションをもつコート・ド・ヴァルベルの道路を探し出して行われた。

「モンテカルロの特徴は非常に特殊で、非常に難しい。重要なことは快適に感じるマシンを持つことだが、同時にマシンのパフォーマンスを100%引き出す必要がないイベントでもある。クレバーにタイヤ選択し、コンディションを管理することが重要だ」とオジエはwrc.comのインタビューで答えている。

 オジエのテストは9日も引き続き行われる。