WRC2017/03/13

オジエのギヤボックスをFIAが調査へ

(c)M-Sport

 ラリー・メキシコを2位でフィニッシュしたセバスチャン・オジエのギヤボックスについてFIAは規定違反の疑いがあるとして調査を行うことを発表した。

 ラリー・メキシコは12日の14時30分にゴール後のポディウムセレモニーを迎えたが、その直後にはじまった車検においてオジエのフォード・フィエスタWRCに問題が発覚、Mスポーツのテクニカルディレクターがスチュワードに召還されたとの情報が駆け巡った。

 スチュワードミーティングの詳細については、いまのところ明らかにされてないが、スチュワードは規定にしたがって18時に暫定結果を発表、正式結果の発表は3時間あまり遅れたあと、21時15分になってやっと公表されている。このリザルト表ではオジエは暫定結果どおりに2位でのフィニッシュとなっているが、スチュワードはオジエのギヤボックスについてさらなる調査を行うと表明している。

 ギヤボックスはシーリングされてFIAに送られ、FIAテクニカルデレゲードによってFIAホモロゲーションに適合しているかどうかの審議が行われる。