ERC2016/08/05

カイエタノビッチ、ERCポーランドの予選をトップ

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 ヨーロッパ・ラリー選手権第7戦ラリー・ジェシュフの予選ステージが8月4日に行われ、地元ポーランド出身のカイエタン・カイエタノビッチ(フォード・フィエスタR5 )がトップタイムを叩きだし、地元ポーランドで3年ぶりに開催されるERCイベントでの今季初勝利にむけて順調な仕上がりをみせている。

 ラリー・ジェシュフの予選ステージは、3.17kmのニーホブシュ・ステージで行われ、カイエタノビッチが2分05.14秒のトップタイムをマーク、ポーランド・チャンピオンのウーカシュ・ハバイ(フォード・フィエスタR5)が0.52秒差で続いている。

「本当にいいステージだったが、狭く、そしてスリッパリーだった。短いステージだったが、グリップは3回とも変化した。簡単ではなく、いくつかのミスもした。しかし、クルマはいいフィーリングだから、プッシュできると思うよ」とカイエタノビッチは語っている。

 3度のポーランド・チャンピオンを経験しているブライアン・ブフィエ(シトロエンDS3 R5)は1.89秒遅れの3番手タイム、フィリップ・ニヴェッテ(シュコダ・ファビアR5)が2.57秒遅れの4番手で続いている。

 なお、予選後に行われたスタートオーダーセレクションで、一番手のタイムを出したカイエタノビッチは金曜日のステージを5番手のポジションでスタートすることを選択した。

 2番手タイムのハバイはカイエタノビッチより前で走りたいとして4番手のポジションをチョイス、ブフィエも3番手のポジションを選んでいる。

 過去2度、ラリー・ジェシュフで優勝しているルーファスポーツのグジェブ・グジェコシュ(フォード・フィエスタR5)が2番手のポジション、昨年のERC2チャンピオン、ダビット・ボトカ(シトロエンDS3 R5)が金曜日を一番手からスタートする。

 ラリー・ジェシュフは木曜日の夜にセレモニアルスタートのあと、ジェシュフ市の中心街で行われるストリートステージで開幕、金曜日の朝に行われるコニエチュコワのステージから本格的な戦いをスタートする。