RallyCross2018/06/10

クリストファーソン、ノルウェーRX初日をリード

(c)FIAWorldRallycross.com

 世界ラリークロス選手権第5戦がノルウェーのヘル・サーキットで開幕、PSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンのヨハン・クリストファーソン(VWポロR)がQ1とQ2を制して予選初日をトップで折り返した。

 今季すでに3勝を挙げて選手権をリードしているクリストファーソンは、金曜日に行われたフリープラクティスから圧倒的な速さでトップタイムを奪い、金曜日に行われたQ1でも苦手なイン側グリッドから好スタート、後方からリヤを激しくヒットされたが、それをものともしないで一番手タイムを記録した。

 Q2の最後のレースで、クリストファーソンはQ1で2番手タイムを奪ったチーム・プジョー・トタルのセバスチャン・ローブ(プジョー208 WRX)と直接対決することになったが、クリストファーソンはここでもローブの挑戦を退けてQ2を制してパーフェクトな初日を終えている。

 いっぽう、開幕から4戦連続表彰台を飾っているローブは、Q2では3番手タイムとなったが、予選初日は2位で終えている。

 PSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンのペター・ソルベルグ(VWポロR)はQ1で3番手、Q2で4番手と堅実にまとめて初日3位、Q2で2番手タイムを奪ったEKSアウディ・スポーツのマティアス・エクストローム(アウディS1)が初日4位で続いている。

 予選5位と6位には、チーム・プジョー・トタルのプジョー208 WRXを駆るティミー・ハンセンとケヴィン・ハンセンが続き、7位にはアンドレアス・バックルドマティアス・エクストローム(アウディS1)、8位にはGRXチームのニクラス・グロンホルム(ヒュンダイi20)が続いている。

 また、MJPレーシングチーム・オーストリアからラリークロスに初出場するルマン・ウィナーのアレックス・ヴルツ(フォード・フィエスタ)はQ1で18番手、Q2で19番手タイムを並べて初日は20位につけている。