ERC2021/07/24

クルニョーラがリード、大輝も3カ月ぶり復帰

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 ヨーロッパ・ラリー選手権(ERC)第3戦のラリー・ディ・ローマ・カピターレが23日金曜日夜に開幕、ローマ市街地で行われたオープニングステージを制したヒュンダイ・ラリーチーム・イタリーのアンドレア・クルニョーラ(ヒュンダイi20 R5)がラリーをリードした。

 オープニングステージのカラカラACIローマは、2021年のラリー・ディ・ローマ・カピターレのルートに新たに加わったステージで、これまでセレモニアルスタートに続いてローマ市街地のコロッセオなどランドマークを駆け巡るドライブツアーとして実施されたものが、新たにSSS0としてタイム計測される開幕ステージとなったものだ。カラカラACIローマは、コロッセオやチルコ・マキシマスに近い場所に位置しており、サン・バルビナ通りをスタートし、テルメ・ディ・カラカラを2回ループする2.72kmの距離をもつ。

 イタリア・チャンピオンのクルニョーラは、コンクリートの壁に囲まれた石畳とアスファルトの難しいこのステージを1分53.3秒で走り切り、ジャンドメニコ・バッソ(シュコダ・ファビアRally2エボ)に0.6秒差をつけてラリー・ディ・ローマ・カピターレをリードした。

「正直なところ、簡単なステージではなかったよ」とクルニョーラは語った。「他のドライバーも同じだと思うが、僕もいくつか小さなミスを犯してしまったよ。明日のラリーはとてもタフなものになるだろうから、集中してどこまでやれるかを見極める必要がある」

 ヨーロッパ・ラリー選手権(ERC)第3戦のラリー・ディ・ローマ・カピターレが23日金曜日夜に開幕、ローマ市街地で行われたオープニングステージを制したヒュンダイ・ラリーチーム・イタリーのアンドレア・クルニョーラ(ヒュンダイi20 R5)がラリーをリードした。

 オープニングステージのカラカラACIローマは、2021年のラリー・ディ・ローマ・カピターレのルートに新たに加わったステージで、これまでセレモニアルスタートに続いてローマ市街地のコロッセオなどランドマークを駆け巡るドライブツアーとして実施されたものが、新たにSSS0としてタイム計測される開幕ステージとなったものだ。カラカラACIローマは、コロッセオやチルコ・マキシマスに近い場所に位置しており、サン・バルビナ通りをスタートし、テルメ・ディ・カラカラを2回ループする2.72kmの距離をもつ。

 イタリア・チャンピオンのクルニョーラは、コンクリートの壁に囲まれた石畳とアスファルトの難しいこのステージを1分53.3秒で走り切り、ジャンドメニコ・バッソ(シュコダ・ファビアRally2エボ)に0.6秒差をつけてラリー・ディ・ローマ・カピターレをリードした。

「正直なところ、簡単なステージではなかったよ」とクルニョーラは語った。「他のドライバーも同じだと思うが、僕もいくつか小さなミスを犯してしまったよ。明日のラリーはとてもタフなものになるだろうから、集中してどこまでやれるかを見極める必要がある」

 チームMRFタイヤのクレイグ・ブリーン(ヒュンダイi20 R5)は6番手タイム、7番手にはノルベルト・ヘルツィグ(シュコダ・ファビアRally2エボ)、8番手には地元のジャコモ・スカットロン(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)、9番手にはORLENチーム・シュコダ・ポーランドのミコワイ・マルツィック(シュコダ・ファビアRally2エボ)が続き、チェコ期待の若手のヤッコACCRチームのエリック・ツァイス(フォード・フィエスタRally2)がトップ10入りした。

 ヨーロッパ選手権のリーダーであるアレクセイ・ルクヤヌク(シトロエンC3 Rally2)は慎重なペースでのスタートを選んで12番手、ファビオ・アンドルフィ(シュコダ・ファビアRally2エボ)はコンクリートブロックにぶつかってホイールを破損し、15番手というスタートとなっている。

 また、4月に行われたクロアチア・ラリーで負傷し、これまで療養してきた新井大輝(フォード・フィエスタRally2)が3カ月ぶりに競技に復帰、オープニングステージは6.7秒差の20番手でスタートしている。

 ERCジュニアではケン・トルン(フォード・フィエスタRally3)がトップ、1.4秒差でオスカー・ソルベルグ(フォード・フィエスタRally3)が続いている。ERC3ジュニアはジャン-バティスト・フランセスキ(フォード・フィエスタRally4)がリーダーとなっている。

 ラリー・ディ・ローマ・カピターレは、土曜日の朝に行われるSS1ロッカ・ディ・ケーブ1でレグ1を再開する。