WRC2018/07/03

グレートオームステージでグループBマシンも激走

(c)Rally GB

 英国のWRCラウンドであるウェールズ・ラリーGBの最終日は、北ウェールズのスランディドノの町が舞台となり、有名な海辺のリゾートでストリートステージが行われる。さらに主催者は80台以上の歴史的なラリーカーの移動展示を行ない、グループA、グループB、グループ4といった世界ラリー選手権の栄光の歴史を築いてきた数々のマシンが、その日を通してグレートオーム〜スランディドノのステージを走行する。

 それらのマシンの走行は最終日のみだが、スランディドノはラリーフェスティバルの会場となり、こうしたヒストリック・ラリーカーの展示は週末を通して行われる。

「英国のモータースポーツ史において画期的な週末となる」とイベントディレクターのベン・テイラーは語った。

「世界選手権で一般道を閉鎖して使われるのは初めてのことだ。昨年から登場した素晴らしいWRカーの存在は、スランディドノでのエキサイティングなラリーフェスティバルにおいて重要な役割を担うだろう」

 グレートオームの岬から街中へ向かうグレートオーム〜スランディドノのステージは最終日に2回の走行が行われ、2回目の走行が最終ステージとなる。パワーステージは今回については最終ステージではなく、例外的に朝に行われるグイデイル・ステージにボーナスポイントが掛けられており、海沿いの美しい最終ステージのあと午後には海辺で公式の表彰式が開催される。