Raid2018/08/31

サインツがXレイドと契約、2019年ダカールへ

(c)Peugeot

 2018年のダカール・ラリーで2度目の勝利を飾ったカルロス・サインツは、これが最後のイベントとなるかもしれないとして引退を示唆していたが、2019年のダカールにレッドブルがスポンサーとなるXレイド・チームのMINIバギーでふたたび挑むことを決定した。

 ドリームチームを結成してダカールに挑んできたプジョーワークスが今年のイベントを最後にクロスカントリーラリーのプログラムを終了したが、Xレイドでの現役続行を決めたステファン・ペテランセル、シリル・デプレに続き、サインツもトヨタ・ハイラックス4x4とMINIバギーをテストした結果、Xレイドと1年契約を締結することになった。

 サインツは、デプレともにに10月4日から9日に開催されるモロッコ・ラリーにMINIバギーでデビューを予定しているが、ペテランセルはプジョーとの契約が9月末まで残っているため今後の計画は不透明だ。

 しかし、4輪では過去7度、2輪では6回のダカール優勝を経験しているペテランセルは、妻のアンドレアとのダカール参戦を実現させたいと以前から語っており、2019年イベントではその夢が実現するかもしれないと言われている。アンドレアもまた2輪のライダーだった。