WRC2018/12/21

シトロエン、創業100周年を祝う新カラーに

(c)Citroen

 シトロエン・レーシングは、アブダビとの協力関係を一時的に休止したことを公式リリースのなかで正式発表するとともに、来年はシトロエンの創業100周年を祝う新しいマシンカラーで世界ラリー選手権に参戦する計画であることを明らかにした。

 来季のWRCにセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルムの2台体制で臨むシトロエン・レーシングは、開幕戦モンテカルロから最終戦オーストラリアに至る14ラウンドにおいて新しいカラーリングをまとったC3 WRCで戦う。

「2018年末をもってシトロエン・レーシングとアブダビとの協力関係は一時的な休止を迎えることになる。両者の協力関係は2013年に始まり、9度の勝利を挙げてきた。チームは過去5年間に対してシェイク・カリド・アル-カシミに感謝の意を表すとともに、共通の価値観を交換しあって共有しているすべての関係者にとって有益な経験だったことをここに記したい」とチームリリースは伝えている。

 シトロエンは、2019年1月12日にバーミンガムで行われるオートスポーツ・インターナショナルショーのWRCキックオフイベントにおいてC3 WRCの新しいマシンカラーを発表する予定になっている。

「2019年にチームは高みをめざす新しいクルーたちと新しい章をスタートさせることになる。C3 WRCにはオフシーズンにさらなるアップグレードが導入されることになっている。ブランドの100周年を祝う新しいカラーリングは1月12日にバーミンガムで行われるオートスポーツ・インターナショナルショーで公開することになっている。新シーズンへのカウントダウンはすでに進行しており、2台のWRカーをファンのみなさんが目撃できるまで、そう長い時間お待たせすることはないだろう」