テーム・スニネンの今季WRカー参戦プログラムは全9戦に拡大、来月のラリー・アルゼンチンが参戦計画に含まれることになった。
スニネンは、モンテカルロをフィエスタR5で走ったあと、Mスポーツ・フォードの3台目のフィエスタWRCでスウェーデンからWRカー参戦プログラムを開始、メキシコ、ポルトガル、イタリアのグラベルラウンドに続いて彼の母国イベントとなるフィンランドの後、トルコ、GB、そして最後はミックス路面のスペインが計画されていた。
スニネンは、前戦ラリー・メキシコのスタートに先だって行われたテレビのインタビューにおいてアルゼンチン参戦について聞かれ、なぜ計画のないイベントについて聞かれるのか困惑したが、これがチームからの公式通知に基づくものだと知っていっそう驚くことになった。
「僕にとっては大きな驚きだったが、いいニュースだった!」とスニネンは語った。
スニネンは、今月初めに開催されたラリー・メキシコが予想していたより困難なラリーになったと認めた。彼は金曜日にバリアに衝突してフィエスタWRCのサスペンションを破損してリタイアとなり、その後ラリー2で復帰して12位でラリーをフィニッシュした。
「金曜日にミスがなければもっとよかったが、成長のためにはまだやるべきことは多いよ。しかし、この週末から多くのことを学ぶことができたと信じている」とスニネン。
「エアロを備えた新しいWRカーのドライビングスタイルについても少し学ぶことができた。クルマをライン上に保つようにしなければいけないし、アクセルももう少し早く開けなくてはならない。ほんのわずかな違いだが、コーナーのたびに0.1秒もロスしたら、ラリーの最後には大きな遅れになってしまう。今回のラリーを分析して、次戦のアルゼンチンでは集中していくつもりだ」