テーム・スニネンは、4月22〜25日に行われる次戦のクロアチア・ラリーにMスポーツ・ワールドラリーチームのフォード・フィエスタRally2で参戦することを発表した。
スニネンは先週、フィエスタWRCでの世界ラリー選手権への参戦プログラムが6戦から9戦へと増えたことを明らかにしており、さらに当初、予定のなかったクロアチア・ラリーではフィエスタRally2にマシンをスイッチしてWRC2に挑むという。
「クロアチアをスタートする方法を見つけてくれたチームに感謝したい。WRC2チャンピオンシップは現在非常に接戦となっており、チャレンジが楽しみだよ」とスニネンは語った。
「このイベントは当初から僕のカレンダーにはなかったが、ハンドルを握る時間が長くなるほどうれしいことだからね。来年もこのラリーに参戦するのであれば、クロアチアにいなければならないし、スペシャルステージを少しでも覚えていれば、大きなアドバンテージを得ることができるからね」
スニネンがRally2カー(これまでのR5)でWRCに参戦するのは昨年、ラリー・エストニアの準備として出場したエストニアのローカル戦以来となる。
「このマシンのドライブは久しぶりだが、いい経験になると思う。来年のRally1カーにもセンターディファレンシャルは付いていないので、Rally2カーのドライビングスタイルは、きっと現在のWRカーよりも将来のハイブリッドマシンにはるかに近いものだと思う。新しいマシンのテストを開始するための準備をここでできるよ」