ERC2021/09/09

ソルド、チームMRFからERCアソーレスへ

(c)Hyundai

 ヒュンダイ・モータースポーツのダニエル・ソルドは、来週末に開催されるヨーロッパ・ラリー選手権第5戦のアソーレス・ラリーに、チームMRFタイヤのヒュンダイi20 R5で参戦する。

 チームMRFタイヤは、クレイグ・ブリーンとともに2020年からERCに参戦、ブリーンは2021年シーズンの最初の3ラウンドにも参戦したが、8月末のバルム・ラリー・ズリーンではヤリ・フットゥネンが起用されている。

 ソルドは、今週、カンディド・カレーラをコドライバーに迎えての初めてのWRCとなるアクロポリス・ラリー・ギリシャに向けて準備を進めており、そのあとポルトガルのサン・ミゲル島で開催されるアソーレス・ラリーに向かうことになる。

「チームMRFタイヤとヒュンダイi20 R5でアソーレス・ラリーに参戦できることをとても楽しみにしている」とソルドは語った。

「アソーレス・ラリーは、ドライブするには素晴らしいラリーだ。タイヤのために多くの情報を得られるだろう。このラリーをMRFタイヤの開発のためのテストとして活用したい」

 ソルドのERC出場は、2018年のチェコ・ラリー・ズリーンで3位に入賞して以来のこととなり、アソーレス・ラリーは初挑戦となる。カレーラは2018年にダニエル・アロンソ、2011年と2017年にホセ・スアレスのコドライバーとして3度参戦した経験をもっている。