WRC2018/12/14

ソルド、ヒュンダイで来季も8戦への出場が確定

(c)Hyundai

 ダニエル・ソルドは、ヒュンダイ・モータースポーツとの契約を更新、新たにチームに加わるセバスチャン・ローブと3台目のi20クーペWRCをシェアする形でラリー・メキシコをはじめとした8戦へ出場する。

 ソルドは今季、カルロス・デル・バリオと7戦に出場、2回のポディウムを含む5回のトップ5フィニッシュを遂げてチームの選手権争いにおいても大きく貢献したことが評価されたはずだ。

 ヒュンダイはすでに今月はじめにラリー・モンテカルロにむけたターマックテストを行っており、ティエリー・ヌーヴィル、アンドレアス・ミケルセンとともにソルドもステアリングを握っている。

 ローブの加入によってソルドの来季の初戦はメキシコへとずれこんでしまったものの、ソルドは、自身にとって特別な存在となっているチームとともに6年目のシーズンを迎えることを待ちきれないと語った。

「ヒュンダイは本当に私にとって特別なチームになっているので、WRCのラインナップの一部として残っていることを嬉しく思う。僕たちは何年もの間、良い思い出を作りました。そして、カルロス(・デル・バリオ)とともにスタートした昨年が私の最も競争の激しいシーズンになったと感じている。物事がうまくいったときには、僕らは本当に表彰台の強力な候補であることを知っているし、2019年にはこれまでの困難な瞬間から学び、より強く復帰することが重要になる」

「セバスチャンが加わり、チームはエキサイティングなラインナップになった。彼は計り知れないほどの経験を積み重ねており、そのこともチーム全体に大きな利益をもたらすはずだよ」

 また、ソルドと同様に今季7戦に出場したヘイデン・パッドンについて、チームはオプションでの参戦をふくめて話し合いを行っていると説明している。