ERC2020/10/03

ソルベルグ、ファフェのシェイクダウンで大破

(c)Rally Fafe Montelongo

 オリヴァー・ソルベルグは、金曜日に行われたラリー・ファフェ・モンテロンゴのシェイクダウンでクラッシュ、土曜日のラリースタートが危ぶまれている。

 ヨーロッパ選手権第3戦としてポルトガル北部のターマックステージで開催されるラリー・ファフェ・モンテロンゴのシェイクダウンが金曜日の現地時間16時から3.30kmのヴィラ・ポウカのステージでスタート、ERC1ジュニア選手権のリーダーであるソルベルグは、1回目の走行では3番手タイムで発進したものの、2回目の走行でワイドにふくらんでコースオフ、立ち木にクラッシュすることになった。

 ファフェ一帯は昨夜から雨が続いており、路面はところどころかきだされた砂と泥によって非常にスリッパリーになっているとレポートされている。

 先月19歳になったソルベルグ、そしてコドライバーのアーロン・ジョンストンはともに無事だったが、彼のフォルクスワーゲン・ポロGTI R5はとくにリヤセクションを大きく壊しており、ソルベルグは明日のスタートに間に合うようにチームがなんとかマシンの修理を完了してくれることを期待している。

「これは僕らが望んでいたラリー・ファフェ・モンテロンゴのスタートではなかった。道路はとても難しいコンディションだった。僕もアーロンも大丈夫だけど、一晩でこれだけの仕事をチームに与えたくなかった!」とソルベルグは語った。

「タイトな右コーナーだった。出口にはグラベルが出ていたんだ、こんなに早いところにあるとは予想していなかったので、正しいラインを行くことができず、木の中に滑り込んでしまったんだ」

「チームには多くのメカニックと溶接工がいる。明日のラリーのスタートに向けて、彼らが何が何でも修理してくれると思っているよ。最も重要なのはロールケージが大丈夫であることだが、うまくいけば大丈夫だと思う」