RallyCross2018/05/13

ソルベルグ、ベルギーRXで予選初日トップ

(c)FIAWorldRallycross.com

 世界ラリークロス選手権第3戦ベルギーRXが、5月12日にメテのジュル・タッシェニー・サーキットで開幕、PSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンチームのペター・ソルベルグ(VWポロR)が初日のトップに立っている。

 天気に恵まれ、快晴の空のもとで開幕したベルギーRX。ソルベルグはドライコンディションとなったQ1で、チーム・プジョー・トタルセバスチャン・ローブ(プジョー208 WRX)を0.556秒上回るトップタイムを獲得、Q2では1コーナーのタイヤバリヤに接触してステアリングに問題を抱えながらも3番手タイムでまとめ、初日を終えて予選暫定トップとなっている。

 Q2でソルベルグと激しいバトルを演じてレースを制したティミー・ハンセン(プジョー208 WRX)だが、ジョーカーラップの際に少しだけワイドになったことが響いてQ2のトップタイムを0.015秒差でEKSアウディスポーツのマティアス・エクストローム(アウディS1 EKS RXクワトロ)に譲ることになり、エクストロームが予選初日は2位、ティミー・ハンセンが初日の3位につけることになった。

 セバスチャン・ローブ(プジョー208 WRX)はQ1で2番手、Q2で4番手のタイムを並べて初日4位につけており、ヨハン・クリストファーソン(VWポロR)はQ2では接触によってワイドになってしまい5番手タイムに終わり、初日は5位となっている。

 元WRCドライバーのフランソワ・デュヴァル(アウディS1)はQ1では14番手タイムもQ2では8番手に躍進、初日は11位のポジションにとどまったが、明日のさらなる順位の上昇に期待がかかっている。