ラリー・ファフェ・モンテロンゴのシェイクダウンのクラッシュでマシンに深刻なダメージを負ったオリヴァー・ソルベルグは、チームの13時間にわたる大がかりな修理作業に助けられて無事にラリーをスタートしている。
ソルベルグは金曜日の午後、シェイクダウン・ステージの2回目の走行中にコースオフし、マシンを大破させることになった。チームは夜を徹してフェフェのサービスパークでリヤが吹き飛んだような状態のマシンの大修理を敢行、彼の両親であるペターとパニラも作業に協力したほか、助っ人として参加していたフォルクスワーゲン・ポルトガルのメカニックも強力なサポートを行い、19歳のヒーローをステージに送り出すことに成功している。
これまでの2戦を終えてERC1ジュニア選手権のリーダーとなっているソルベルグは、チームのメンバーたちの懸命な作業に報いる結果を目指すことを誓っている。
「メカニックたちは素晴らしい仕事をしてくれた」とソルベルグは語った。「彼らはほとんど徹夜で仕事をしていたが、彼らならできると思っていたよ!」
ソルベルグは土曜日の朝、前日を思わせる路面に湿ったところが残ったオープニングステージを無事にスタート、ベストタイムを奪った選手権リーダーのアレクセイ・ルクヤヌクから0.1秒遅れの2番手タイムで発進しており、アクシデントの影響がまったくないペースを見せている。