ペター・ソルベルグは、先週末に行われたシムレースイベント「Legends Trophy」に出場、ハプニングとアクシデントに見舞われながらも初挑戦のeスポーツイベントを楽しんだようだ。
「Legends Trophy」は40歳以上のレジェンドドライバーを対象としたシムレースイベントで、過去にF1を戦ったジェンソン・バトン、ファン-パブロ・モントーヤ、ミカ・サロ、ジャック・ヴィルヌーヴ、73歳のエマーソン・フィッティパルディといった錚々たるドライバーたちが1970年代にF1を戦ったマクラーレンM23のワンメイクで争うシリーズ戦だ。
ゲストドライバーとして招かれたソルベルグは、モンスターエナジー・カラーのマクラーレンM23での参戦を楽しみにしていたが、ライブ中継のインタビューに答えている間にレース1のためのクオリファイへの出場を逃すというハプニングに見舞われてしまった!
ソルベルグは気持ちを切り変え、リバースグリッドで出場するレース2ではポールポジションからレースをスタートすることになったが、シグナルがグリーンになる前にエンジンが白煙を上げはじめたことで集中力を乱したのか、彼は痛恨のスタートミス、後続マシンの多重クラッシュを招いて最後尾まで後退してしまう。
それでも前戦勝者のバトンがクラッシュでレースを終えるなど波乱の展開となるなか、ソルベルグはシケインの大きなスピンに見舞われながらもどうにか2周遅れの10位で完走を果たしている。
「初めてのチャレンジだったが、いくつかの困難があったため素晴らしいレースだったとは言えないね」とソルベルグはレースをふり返った。
「最初からがっかりしてしまったよ。彼らがインタビューを求めてきたのでレース1のクオリファイを逃してしまったんだ。気持ちを切り替えてレース2に臨んだが、アンラッキーがあったよ。でも、素晴らしいドライバーたちと一緒に楽しく走り、良い経験ができた! またいつか走りたいよ」