WRC2020/02/11

タナク、あのクラッシュはいい教訓になった

(c)Hyundai

 開幕戦ラリー・モンテカルロでクラッシュによってリタイアすることになったオイット・タナクは、あのクラッシュは新しいセクションを走る時にはこれまでよりもずっと集中していく必要があるということをしっかりと学んだいいレッスンになったと語った。

 ワールドチャンピオンに輝いたタナクとマーティン・ヤルベオヤは、今週のラリー・スウェーデンでは再びカーナンバー8のコクピットに戻り、1年前に勝利を挙げた地での戦いに向け、その速さを再び証明していくための準備も整っていると語った。

「モンテ以後、一日ごとに気分は良くなっている。今回のことは本当に教訓になったよ、こうして僕たちは、新しいセクションを走る時にはこれまでよりもずっと集中していく必要があるということをしっかりと学ぶことになった」とタナクは語った。

「スウェーデンでドライブすることは本当に特別なことで、凍結した氷のコンディションでは特にそうだ。スパイクタイヤでのグリップは非常に高くなり、素晴らしいフィーリングを得られる。ポイントを挽回していくこと、そして一歩一歩前進していくことが重要になってくる。ヒュンダイでルースなサーフェイスを走るのは僕たちにとっては初となる、それでもしっかりといい結果をおさめていきたい」