ダカール・ラリー主催者のアモリー・スポール・オルガニザシオン(ASO)は、2020年からサウジアラビアで開催される新生ダカールの初年度のルートを明らかにした。
ASOとサウジアラビア総合スポーツ局は木曜日にサウジアラビアの首都リヤドでの記者会見を行い、2020年ダカール・ラリーのルートを発表した。イベントは1月5日に紅海沿岸のジェッダでスタート、北部へとルートを切ったあと11日にリヤドで休息日を過ごし、17日にアル・キディヤで行われるステージ12で9,000kmにわたった戦いのゴールを迎える。
サウジアラビアのルートの多くは、悪魔の砂漠と呼ばれるルブアルハリ砂漠が舞台となるが、いくつかのショートステージと山岳地帯のステージもあるようだ。
ダカールのディレクターを務めるデビッド・カステラは、次のようにコメントした。
「生まれながらの探検家にとって、魅力的でエキサイティングなダカールの第3章が始まる。この地域の最も広い国であるサウジアラビアでは、過酷でバランスのとれた多様なルートを作る可能性は事実上無限に存在する」
「我々が第42回目の大会のために準備しているのは、砂漠、山、峡谷、谷、さらに沿岸地域を結んだ広大なエリアが挑戦の舞台になる」