WRC2018/11/28

ティデマンド、シュコダを離脱へ

(c)Skoda

 シュコダ・モータースポーツは、ポントゥス・ティデマンドがチームを離れることを発表、2019年もヤン・コペツキとカッレ・ロヴァンペラの2台体制でFIA WRC2選手権に参戦することを明らかにした。

 シュコダ・モータースポーツは、28日に年末恒例となった記者会見を行い、2019年シーズンにむけたファクトリーチームの新体制を発表、2017年にシュコダでWRC2チャンピオンに輝いたティデマンドの離脱が明かされている。

 2015年にシュコダ・モータースポーツに加入したティデマンドは、今季、チームメイトのコペツキとWRC2タイトルを争い、3勝を飾ったものの、5勝を飾ったライバルにタイトルを奪われている。

 ティデマンドは、これまでの戦いをともにしたシュコダに感謝していると述べたが、2019年の動向については明らかにしていない。(以下、一問一答)

―今季印象に残ったラリーはどこですか?

ティデマンド:「ラリー・デ・ポルトガルでの自分のパフォーマンスを特に誇りに思う。金曜日のレグで2回のパンクを喫した後、僕たちは追いつくためのレースを始めた。土曜日には、5位からWRC2カテゴリをリードするまでに挽回した」

―最も強力なライバルは誰でしたか?

ティデマンド:「明らかに僕のチームメイトのヤン(・コペツキ)とカッレ(・ロヴァンペラ)だ。彼らは僕らと同じくシュコダ・ファビアR5という素晴らしいマシンを持っていたし、彼らはあらゆる種類の路面で本当に速いからね」

―来年の目標は何ですか?

ティデマンド:「強いマシンで再び良いプログラムをやりたいね」

―2018年シーズンを終えて、感謝したい人はいますか?

ティデマンド:「僕はチーム全体に感謝したい。彼らは素晴らしい仕事をし、僕に素晴らしいマシンを与えてくれた。シュコダ・モータースポーツのチームスピリットは本当に素晴らしい。誰もが情熱をもって働いている。そして、間違いなく僕のコドライバーのヨナス(・アンダーソン)は、再び非の打ち所がない仕事をしてくれた。彼と一緒に競争できてうれしい」

―あなたの若いチームメイトのカッレ・ロヴァンペラの才能についてどう思いますか?

ティデマンド:「彼は非常に才能があり、ターマックでも、雪や氷上でも、グラベルでも、恐ろしく速い。彼の将来は見ものだ」