ロシアで今週末に行われるプーシキン・ゴリー・ラリーのためにテストしていた2台のラリーカーが衝突するアクシデントが発生、アレクセイ・ルクヤヌクが負傷したほか、もう一台の車に乗っていたアレクセイ・ラドヒンが死亡したとロシアのメディアは伝えている。
このアクシデントはロシアのプスコフ地方で水曜日に発生したもので、ロシア・パフォーマンス・モータースポーツ(RPM)チームの2台の三菱ランサーエボリューションが衝突によって大破、炎上することになったという。
警察当局はこのアクシデントで一台のラリーカーに乗っていたラドヒンが亡くなったことを発表したものの、アクシデントが発生した状況については調査中としている。現地メディアは2台のラリーカーがテスト中に正面衝突を起こした模様だと伝えている。
亡くなったラドヒンが乗ったマシンをドライブしていたヴィチェスラフ・クーチェラフとともに、ルクヤヌクと同乗者のニキータ・ゲルゲレの3名についてもヘリコプターで病院に搬送されているものの、いまのところケガの状態については明らかにされていない。