WRC2018/10/26

トヨタ、スペインを堅実なスタート

(c)Toyota

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 2018年FIA世界ラリー選手権第12戦ラリー・デ・エスパーニャが25日にバルセロナのストリートステージで開幕、マニュファクチャラー選手権をリードするトヨタGAZOOレーシング・ワールドラリーチームは、オイット・タナク/マルティン・ヤルヴェオヤが総合3位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラが総合11位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルムが総合12位につけ、堅実なスタートをきった。

 スペインは25日の午前中に、サロウのサービスパークすぐ近くでシェイクダウンが行なわれ、グラベルとターマックの両方のサーフェス(路面)を走行する全長2kmのコースは、実際のSSとは大きく特徴が異なるため、選手達はセットアップよりも、クルマのシステムが正常に機能しているかのチェックに集中することになった。そのような状況でラトバラは2番手タイムを記録し、ラッピは5番手、タナックは6番手タイムでシェイクダウンを終えている。

 その後、選手達はサービスパークから約110km離れた大都市バルセロナへと移動。モンジュイック地区の市街地特設コースで夜6時過ぎにSS1がスタート。グラベル仕様のクルマで全長3.2kmのターマック・ステージを走行し、タナクがチーム最上位となるSS3番手タイムを記録した。

トム・ファウラー(チーフ・エンジニア):「シェイクダウンではクルマのシステムチェックに集中し、全てが問題なく機能している事を確認した。今晩の市街地ステージはターマック路面だったが、明日からのグラベルステージに備えてクルマはグラベル仕様で、ドライバー達は確実性を重視した走りをするおとになった。ミックスサーフェスである事は、日数が限られていた我々の事前のテストにおいても大きな挑戦でした。グラベルラリーでは最近満足できるパフォーマンスが得られていたので、テストではターマックに集中する事にした。なぜなら、ここカタルニアのターマックはサーキットのような特殊な道で、グラベルでは我々のクルマは1年前に出場した時と比べると開発が大きく進んでいたからだ」

 2018年FIA世界ラリー選手権第12戦ラリー・デ・エスパーニャが25日にバルセロナのストリートステージで開幕、マニュファクチャラー選手権をリードするトヨタGAZOOレーシング・ワールドラリーチームは、オイット・タナク/マルティン・ヤルヴェオヤが総合3位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラが総合11位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルムが総合12位につけ、堅実なスタートをきった。

 スペインは25日の午前中に、サロウのサービスパークすぐ近くでシェイクダウンが行なわれ、グラベルとターマックの両方のサーフェス(路面)を走行する全長2kmのコースは、実際のSSとは大きく特徴が異なるため、選手達はセットアップよりも、クルマのシステムが正常に機能しているかのチェックに集中することになった。そのような状況でラトバラは2番手タイムを記録し、ラッピは5番手、タナックは6番手タイムでシェイクダウンを終えている。

 その後、選手達はサービスパークから約110km離れた大都市バルセロナへと移動。モンジュイック地区の市街地特設コースで夜6時過ぎにSS1がスタート。グラベル仕様のクルマで全長3.2kmのターマック・ステージを走行し、タナクがチーム最上位となるSS3番手タイムを記録した。

トム・ファウラー(チーフ・エンジニア):「シェイクダウンではクルマのシステムチェックに集中し、全てが問題なく機能している事を確認した。今晩の市街地ステージはターマック路面だったが、明日からのグラベルステージに備えてクルマはグラベル仕様で、ドライバー達は確実性を重視した走りをするおとになった。ミックスサーフェスである事は、日数が限られていた我々の事前のテストにおいても大きな挑戦でした。グラベルラリーでは最近満足できるパフォーマンスが得られていたので、テストではターマックに集中する事にした。なぜなら、ここカタルニアのターマックはサーキットのような特殊な道で、グラベルでは我々のクルマは1年前に出場した時と比べると開発が大きく進んでいたからだ」

オット・タナク:「シェイクダウンのコースは実際のステージと共通する部分が少なかったため、セットアップの確認はできなかったが、クルマは全てがきちんと機能していた。今晩のSS1は特に問題なく走り終え、明日からのグラベルステージに向けて集中力を高めている。土曜日以降のターマックステージは流れるようなコーナーが続き速度域も高いため、ライバルに対して大きなタイム差を築くのが非常に難しい。だからこそ、明日のグラベルがとても大事になる。特に距離の長いステージが重要だが、いつもと逆方向に走り、なおかつ新しいセクションもあるので、きっと面白いステージになる」

エサペッカ・ラッピ:「シェイクダウンはとても上手く行き、クルマも良いフィーリングだった。最後の走行では、ターマックを重視したそれまでとは違うセットアップを試した。グラベルではあまり良好な結果を得られなかったが、トライして良かったとは思う。スペインは常に楽しめるラリーですし、今晩のオープニングステージも素晴らしい雰囲気だった。これほど大きな都市をWRカーで走るのは自分にとって初めてだったが、バルセロナの人々やファンのすぐ近くで走る機会があるというのは、とても良い事だだね」