WRC2018/05/12

トヨタ、ポルトガルでもいいラリーができると確信

(c)Toyota

 トヨタGAZOOレーシング・ワールドラリーチームのチーム代表を務めるトミ・マキネンは、今季初勝利を飾った前戦ラリー・アルゼンチンに続いて来週開催されるヨーロッパでの今シーズン最初のグラベル・ラリーであるラリー・デ・ポルトガルでもいいラリーができると確信している。

 トヨタはポルトガルも、ヤリ-マティ・ラトバラ、オット・タナク、エサペッカ・ラッピの3台体制での参戦となる。前戦アルゼンチンでタナクが優勝を飾ったことで、彼はドライバーズ選手権において選手権リーダーのセバスチャン・オジエまで28ポイント差に迫り、マニュファクチャラー選手権でもトヨタはトップのヒュンダイに20ポイント差に近づいている。
 
 チーム代表のマキネンは、アルゼンチンでの勝利によってチームは自信に満ちてポルトガルに挑むことができると語った。

「アルゼンチンでの勝利により、チームは大きな自信に満ち溢れており、我々はラリー・デ・ポルトガルをとても楽しみにしている。また、先週行なった事前テストも非常に上手く行き、万事順調だと思う」とマキネンは語った。

「ポルトガルとアルゼンチンの路面コンディションは非常に似ているため、ポルトガルでも力強いパフォーマンスを発揮する自信がある。過去に私はドライバーとしてポルトガルで2回勝っているが、ここはあまり石や岩が多くないコースのため比較的簡単で、少なくともそれほどトリッキーではないラリーだといえる。ポルトガルもアルゼンチンと同様に高速なラリーだが、アルゼンチンほどはドライビングの正確さが求められないし、より走りを楽しむことができるはずだし、いつもならそれほど難しいラリーではないのですが、もちろん優勝を目指して戦う以上、他のラリーと同様、チャレンジングな戦いになる。今回もきっと良いラリーをすることができると確信しているよ」