ERCジュニアU28王者のマリヤン・グリーベルは、8月のラリー・ドイッチュランドでPHスポールのシトロエンDS3 WRCを駆ってWRカーデビューを果たす。
グリーベルは先週末に開催されたラリー・ルクセンブルクで初めて駆ったDS3 WRCで優勝を飾っており、プログラムの延長をパートナーたちに納得させるに十分の結果を出している。
現役の警察官でもあるグリーベルは夢が実現したことを喜んでおり、野心的な目標を掲げている。
「母国のドイツで行われる世界選手権にWRカーでスタートできるなんて素晴らしいことだ。夢が実現したよ」とグリーベルは語った。
「ルクセンブルグでシトロエンDS3 WRCで初めてドライブしたが、とてもいい走りができたし、マシンについて多くのことを学ぶことができた。それはもちろん、PHスポールとの関係がうまくいったことも大きかった。とにかくラリーをフィニッシュした後わずか数分で最初の話し合いが行われ、別のミッションが実現することになったんだ!」
「そうだね、目標はシュコダやシトロエンのファクトリーが走らせるR5マシンを破って、総合10位以内でフィニッシュすることだ。それで1ポイントでも2ポイントでも獲得できれば、僕のいい宣伝になるね。長年のパートナーたちの力強い支援に感謝するとともに期待に応えたい」