WRC2022/03/25

ニュージーランド、オークランド港湾エリアが拠点

(c)Rally New Zealand

 オークランドのウォーターフロントが9月29日〜10月2日に行われるラリー・ニュージーランドの拠点に決定した。

 ラリー・ニュージーランドは今年、2012年以来、10年ぶりに世界ラリー選手権に復帰する。主催者は木曜日、WRC第11戦として行われるラリー・ニュージーランドが北島の都市オークランドの素晴らしいウォーターフロント、ウィンヤード・クォーターがイベントの中心になり、サービスパークとラリービレッジが設置されることを明らかにした。ウィンヤード・クォーターで行われた発表会には、先日、WRC2カテゴリーでの選手権復帰戦としてラリー・ニュージーランドへの参戦を発表した地元のヘイデン・パッドンもこの発表会に出席した。

 ウォーターフロントの西端、ヴァイアダクト・ベイスンに近いこのエリアは、かつてガソリンや化学薬品の貯蔵施設があった場所で、その後、レジャーや商業エリアとして再開発された。2021年にはヨットレースの最高峰であるアメリカズ・カップのホストハーバーとなっている。

 ラリー・ニュージーランドのマイケル・ゴールドスタインCEOは、ウォーターフロントはサービスパークの壮大な背景となるだろうと述べた。

「このイベントは5年の歳月をかけ、WRCをニュージーランドに復活させるために並々ならぬ努力と議論を重ねてきた。今、私たちはあらゆる手段を講じて、素晴らしいショーを開催し、人々にラリーを楽しんでもらおうとしている」

「そして、レプコ・ラリービレッジとサービスパークがウィンヤード・クォーターに設置されることを楽しみにしている。オークランド・ウォーターフロントの象徴的な場所にラリー・ニュージーランドの拠点を置くことで、ファンや海外からのゲスト、一般の方々にもWRCショーへの素晴らしいアクセスを提供することができるようになる」。

 オークランド市のフィル・ゴフ市長は、パンデミックのためにニュージーランドの国境が2年以上閉鎖された後、主要な国際的イベントがこの街に戻ってくるのは素晴らしいことだと述べた。

「FIA世界ラリー選手権は、数千人の観光客や観客を街の中心部に集め、閉鎖や国境の閉鎖によって影響を受けているビジネスにとって、歓迎すべき後押しになるだろう」

「観客、チームメンバー、サポートクルーは、ラリーだけでなく、オークランドならではのホスピタリティや、素晴らしいダウンタウンのウォーターフロントも楽しむことができるだろう」

 ラリー・ニュージーランドのルートは、今後数週間のうちに発表される予定となっている。