WRC2022/04/23

ヌーヴィル、速度違反で1900ユーロの罰金

(c)Hyundai

 ティエリー・ヌーヴィルは、クロアチア・ラリーの初日、SS4のあとのロードセクションで80km/hの制限道路を156km/hで走行したことから、1900ユーロ(およそ26万円)の罰金を言い渡されている。

 ヌーヴィルは金曜日、SS4のあとのロードセクションでオルタネーター・トラブルのためにマシンをストップ、何とかエンジンをかけたものの、再び故障してしまった。コドライバーのマルティン・ウィダーゲとともにマシンを800m押してどうにかサービスに戻ったが、タイムコントロールへの到着が4分遅れ、40秒のペナルティを課されてしまった。しかし、このペナルティの前に、彼はすでに時間に遅れを取り戻すために大きな速度違反を犯していたことが明らかとなった。

 ヌーヴィルは昨年もラリー・エストニアでも制限速度90km/hの道路で100km/hオーバーの速度違反を犯し、2021年シーズン内での猶予付きの1ラウンドの出場停止処分が言い渡されている。

 クロアチアのクラーク・オブ・コースはヌーヴィルが複数の区間でスピード違反をしていたことを指摘したものの、こうした猶予付きの出場停止処分を科すことはなく、1900ユーロの罰金の支払いのみを求めている。