WRC2018/09/12

ヒュンダイ、ヌーヴィルと3年間の契約延長

(c)Hyundai

 ヒュンダイ・モータースポーツは、ティエリー・ヌーヴィルと新たに2021年までの3年間にわたる契約を交わしたことを発表した。

 ヌーヴィルはヒュンダイに加入した2014年以降これまでに61戦に出場、2014年のドイツでの初優勝のほか全9勝を飾っており、26回の表彰台、129回のステージ勝利を獲得している。

 ヌーヴィルは2016年と2017年に2年連続してドライバーズ選手権2位でシーズンを終えたあと、今季はこれまでに3勝を飾り、ラリー・ドイッチュランドを終えて23ポイント差をつけて選手権をリードしている。

「ヒュンダイと新たに3年契約を交わしたことを本当にうれしく思う。僕はこの数年、多くのことを改善できたので、チームに残って僕のキャリアに継続性をもたせることが常に目標だった。2014年以来、僕らは多くの特別な瞬間を一緒に共有し、さらに困難な時期をともに戦ってきた」とヌーヴィルは語った。

「僕とチームは2014年に初勝利をともにしており、それ以来、さらなる勝利を収めてきた。チームはファンタスティックな雰囲気があり、チームメイトとうまくやっているが、これは僕にとって非常に重要なことなんだ。そして僕の成功に重要な役割を果たしてきたニコラ(・ジルスール)と一緒に僕らは今シーズンを最強のシーズンとして締めくくり、タイトルを獲得することに集中しており、そこからヒュンダイとさらに明るい未来を築きたいと願っている」

 チーム代表のミシェル・ナンダンは、ヌーヴィルとの契約延長について次のように述べている。

「私たちは、ティエリーとニコラとの契約をさらに3シーズン延長できたことをうれしく思っている。彼らは過去5年間にわたってヒュンダイ・モータースポーツのWRCプログラムを構築する上で重要な役割を果たし、ドイツの2014年の記念すべき初勝利から現在のチャンピオンシップの戦いに至るまでの重要なマイルストーンを支援してくれた。今年の選手権は白熱した状況にあり、ドライバーとマニュファクチャラー選手権は依然として微妙な状況にあるが、2019年以降にもすでに目を向けることが重要となる。ティエリーとニコラは、ヒュンダイにとって世界的なアンバサダーであることが実証されており、今後数年間にわたって彼らと協力し続けることを嬉しく思っている」