WRC2019/12/09

ヒュンダイ、FIA表彰式で悲願の初戴冠

(c)Hyundai/DPPI

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 FIA表彰式が12月7日にパリで行われ、2019年の世界ラリー選手権でマニュファクチャラーズタイトルを獲得したヒュンダイ・モータースポーツがFIAチャンピオントロフィーを正式に授与された。ヒュンダイにとって史上初めてのWRCタイトルとなる。

 金曜日の夜にカルーゼル・ドゥ・ルーヴルで行われたFIA表彰式には、WRCやF1をはじめ、すべてのFIA選手権のチャンピオンたちがタイトルの祝福を受けており、ヒュンダイ・モータースポーツからは同社社長であるスコット・ノーとチームディレクターのアンドレア・アダモとともに、2012年末にヒュンダイ・モータースポーツをゼロから立ち上げた、ヒュンダイ副社長のチェ・ギュホンも出席して悲願だった初のタイトルを祝っている。

 ヒュンダイを代表してFIAトロフィーを受け取ったアダモは、とても光栄だったと語った。

「ヒュンダイを代表してマニュファクチャラーズチャンピオン・トロフィーを受け取るのは、とても光栄なことだった。これはアルゼナウの我がチームによる長年にわたるハードワークがあったからこそ、世界の頂点に立つことができた。このような素晴らしいお祝いの夜に努力と結果が認められ、モータースポーツの最高の存在だと認められたことを光栄に思う。ヒュンダイの歴史にとって素晴らしいマイルストーンとなったが、ディフェンディングチャンピンとして2020年はさらなる成功を目指していきたい」

 ヒュンダイのi20クーペWRCはカルーゼル・ドゥ・ルーヴルのルーブル逆さピラミッドの前の広場にF1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンのメルセデスF1などともに展示された。