WRC2021/09/14

ヒュンダイ、WRCスペインではソルドを起用

(c)Hyundai

 ヒュンダイ・モータースポーツは、10月14〜17日に開催される世界ラリー選手権第11戦ラリー・デ・エスパーニャにおいてオイット・タナクとティエリー・ヌーヴィルのレギュラードライバーに加えて、ダニエル・ソルドをサードドライバーとして起用することを発表した。

 ソルドは先週末のアクロポリス・ラリーを4位でフィニッシュしており、スペインは今季彼にとって6ラウンド目のWRC参戦となる。

 ソルドは今週末はヨーロッパ選手権(ERC)のラリー・アソーレスにチームMRFタイヤのヒュンダイi20 R5で参戦することになっており、さらに10月初旬のERCラリー・セーハス・ファフェ・フェルゲイラスでふたたびi20 R5を駆ることになると見られており、そのあと母国スペインで行われるラリー・デ・エスパーニャに出場することになる。

 ラリー・デ・エスパーニャは今季、2009年以来となるオールターマック・イベントとして2年ぶりにWRCカレンダーヘと復帰する。ソルドはこれまでに17回の出場経験をもち、表彰台に8回立っているが、残念ながらこのWRC母国ラウンドでの勝利には恵まれていない。