ヒュンダイ・モータースポーツは、イタリア出身のニノ・フリソンをテクニカルディレクターとして起用することを発表した。
フリソンは、スズキが世界ラリー選手権に参戦した際、テクニカルディレクターだったナンダンの下でスズキSX4 WRCのシャシー関係のチーフデザイナーを務めた経験をもつ。
これまでヒュンダイ・モータースポーツのテクニカルディレクターは2012年12月に設立されて以来不在となっており、その役割をチーム代表のナンダンが兼務してきた。
今後については、ナンダンがチームディレクターとしてプロジェクトのとりまとめに専念し、フリソンが、シャシー、デザイン、エンジンのエンジニアリング部門を率いることになる。
また、アルゼナウのヒュンダイ・ファクトリーには新しいエンジン・ダイナモの施設が完成、これにより1.6リッターターボ・エンジンのアップデート作業などエンジン開発作業が大きく加速することが期待されているという。