WORLDWIDE2017/05/08

フィエスタR5エボ2、デビューウィンを飾る

(c)MERC

 ナッサー・アル-アッティーヤが、ヨルダン・ラリーで新しいフォード・フィエスタR5エボ2でのデビュー戦ですべてのステージでトップタイムをマーク、後続に16分差をつける圧巻の勝利を飾ることになった。アル-アッティーヤのヨルダンでの勝利は11度目、中東ラリー選手権での勝利は64回目を数えることになった。

 オートテック・チームが走らせる新しいフィエスタR5エボ2でデビュー戦に臨んだアル-アッティーヤは、金曜日の朝からラリーをリード、7分32.1秒をリードして迎えた最終日もペースを緩めず、16分09.3秒までリードを広げて優勝することになった。

「最初からペースをコントロールできて素晴らしい勝利になった」とアル-アッティーヤ。「選手権にとっても重要な勝利になった。ヨルダンは誇り高い伝統を持ち、強い未来が約束されている」

 彼は開幕戦カタール・ラリーでリタイアとなったものの、今回の勝利によって選手権をリードするクウェートのメシャリ・アル-テフィリ(三菱ランサーエボリューションX)に7ポイント差に迫っている。