ケン・ブロックがフーニガン・レーシングとロエンブロ・モータースポーツの連携のもと、フォード・フォーカスRS RXスーパーカーで、チームメイトとなるカナダ出身のスティーブ・アーピンとともに、7月14日にテキサス・オースチンのサーキット・オブ・ザ・アメリカズ(COTA)で開催されるアメリカズ・ラリークロス第2戦から参戦を開始する。
ブロックは、FIA世界ラリークロス選手権の参戦し、彼にとってわずか2回目となるドイツでのイベントでポディアムを獲得し、2シーズンを戦ってきたクルマ、サイドにはお馴染みのナンバー43が描かれたフォーカスRS RXを駆って北米のラリークロスの舞台に復帰することになった。
ブロックはラリークロス熟練ドライバーであるアーピンと組み、アメリカRX選手権2018年シーズンを2戦目のCOTAのイベントでスタートするが、チームは現在世界RXでも勝利を挙げたフォーカスRS RXに開発を加えている。
「ここアメリカでの新しいラリークロス・シリーズにワクワクしているよ。この2年間世界RXにフルタイム参戦できた経験も楽しかったけど、ユタにある自宅から短いフライトを飛んで、最新のアップデートがされた僕のフォード・フォーカスRS RXでCOTAでのレースを走れるなんて、僕にとっては最高に都合がいい」ケン・ブロックは語っている。
「それにテキサス・オースチンを訪れるのはいつも楽しみだよ。そしてスティーブ・アーピンと組んで2018年を戦っていくことも楽しみだ。今シーズンは同じフーニガンのドライバーとしてチームに加わってくれて、僕たちは、技術的な部分やそれぞれのラリークロス参戦プログラムに関するマーケティンング関連について連携していくことになった。僕たち双方にとってもすごく楽しくなりそうだ」
COTAでラリークロス・イベントでの優勝系経験を持つアーピンにとって、フォーカスRS RXでの参戦は初めてとなる。これまで3年間、彼はフォード・フィエスタでレースを戦っている。