マルティン・プロコップは、フォード・フィエスタWRCでの参戦を行わず、昨年のスペックのWRカーでFIA WRCトロフィーのタイトルを狙うことを明らかにした。
プロコップは今季、マッズ・オストベルグとコンビを組んでワンベット・ジッポカー・ワールドラリーチームを結成、最新スペックのフィエスタWRCの準備が整い次第、5月のポルトガルか6月のサルディニアからシーズンに挑むことを計画していた。
2016年のラリー・デ・エスパーニャ以来、WRCから遠ざかっているプロコップは、自身のSNSでポルトガルからのシーズンを開始することが決定したことを明かすとともに、旧スペックのWRカーによるFIA WRCトロフィーのタイトルに挑むと発表した。
今季からスタートしたWRCトロフィーには、これまでにヴァレリー・ゴルバン(MINIジョンクーパーワークスWRC)とジョルダン・セルデリディス(シトロエンDS3 WRC)がエントリーしており、プロコップは3人目のエントリーとなる。