RallyCross2018/05/06

ペター、「ヘルメットはイニシャルDスタイル」

(c)PSRX

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 PSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンチームのペター・ソルベルグは、日本で生まれた世界的に有名なアニメ『イニシャル(頭文字)D』のスタイルをとりいれた新しいヘルメットで2018年の世界ラリークロス選手権を戦うと明かした。

 ソルベルグは2018年にむけた新しいデザインのヘルメットを公開した、そのモチーフとなっているのが日本のアニメだ。彼のヘルメットには、2018年仕様の新しいフォルクスワーゲン・ポロRを駆ったペターがフルアタックモードで疾走する姿が、まるで『イニシャルD』の漫画のワンシーンのように描かれている。

 ソルベルグは、彼のスポンサーでもあるモンスターエナジーの公式サイトのインタビューにおいてこの特徴的なヘルメットデザインを採用した理由について説明した。

「ヘルメットというのは、ドライバーにとって、装備としては最もパーソナルなものだが、2018年のヘルメットのデザインを検討しようと考えたとき、コンセプトとして最も重要だったのは、110%、活気に満ちていること、そしてPSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンの中でのチームワークを表現することだった」とペターは語った。

「チーム全体において、僕たちには選手権タイトルを目指して戦ってきた輝かしい歴史があって、そして僕たちのもとにはたくさんの才能溢れる人たちが、信じられないくらい懸命を力尽くして僕たちのためのレース・プログラムをまとめてくれている。だからこそ、これを見せることは非常に大事なことだった」

 ペターのヘルメットは全体をマッドブラックに塗られ、正面から背後にかけて世界ラリークロス選手権でのバトルシーンが描かれている。

「僕たちはまた、ラリークロスというものを違った形で見せていきたいと考えていた。インスピレーションを受けたアニメ『イニシャルD』の漫画はその役割を完璧に果たしてくれる。とりわけ自分たちは、何かクールで、これまでのものから変わっているものがほしかった。ファンの人たちも、僕と同じくらいこれを楽しんでくれたら、と思う! モンスターエナジー、ライクヘル・デザイン、そしてイメージデザイン・カスタムは素晴らしい仕事をしてくれた」

「僕はヘルメットにフルカーボンファイバーのスティーロWRC Des Zero 8660を使っているけど、軽いし、フィット感は最高なんだ。クローズフェイスのヘルメットも試してみたけど、気に入ることはなかったね、視界と通気が僕としては不十分だったよ」