ペター・ソルベルグは、先週末は彼の自宅近くで行われるラリー・スウェーデンを観戦することなく、息子のオスカー・ソルベルグのラリーチャレンジを見守るためにラトビア選手権第2戦のラリー・サルマを訪れた。
15歳のオリバーは、今季、スポーツ・レーシング・テクノロジーズ(SRT)のプジョー208 R2を駆ってラトビアでラリープログラムをスタートしている。1月に行われたラトビア選手権開幕戦のラリー・アルスネのラリースプリントクラスに参戦した彼は、SS4では初めてのステージベストを奪い、ラリーへのデビュー戦を8位、2WDクラスを2位でフィニッシュしている。
「15歳のオスカーがキャリア2戦目のラリーをスタートするのを観て、パパもママも誇りに感じたよ」とソルベルグは語った。
「僕のホームタウンのトースビーはラリー・スウェーデンで賑わっているだろうけど、僕はラリーの準備を行うオリバーとコドライバーのヴェロニカ・エンガンとともにラトビアに行ったんだ。素晴らしいレーシングスーツはオリバー自身がデザインしたものだ。彼にとってはまだ2回目のラリーだが、きっといろいろここで学べるだろう。遠くからスウェーデンで走る友人たちの健闘を願っているよ」
ペターの応援によって、オリバーはオープニングSSを2WDクラス4番手タイムでスタート、SS2では3位まで順位を上げたものの、SS3でエンジントラブルのために40秒をロス、ゴール後にリタイアとなっている。
ラリー・サルマはSS1からリードを奪ったTGSワールドワイドのカッレ・ロヴァンペラ(シュコダ・ファビアR5)が全ステージでベストタイムを奪って完全優勝、開幕から2戦連勝を飾っている。また、SRTチームのニコライ・グリアジン(シュコダ・ファビアR5)が38.35秒差の2位で続いている。
ロヴァンペラは今週末2月17〜18日にフィンランドのミッケリで行われるSMヴァークナー・ラリーでフィンランド選手権にデビューする予定だ。