RallyCross2017/02/25

ペターの王座獲得マシンがFOR SALE

(c)PSRX

 ペター・ソルベルグが、2014年と2015年に世界ラリークロス選手権でチャンピオンを獲得したシトロエンDS3スーパーカーを売り出している。

 3シーズンにわたってシトロエンDS3で世界ラリークロス選手権を戦ってきたソルベルグは来季、フォルクスワーゲン・スウェーデンがサポートする新チームを結成、VWポロRXスーパーカーにマシンをスイッチして王座の奪回に挑む計画だ。

 ペターが今回売りに出されているのは2014年と2015年に王座を獲得したDS3スーパーカーで、2016年に完全にリビルトが行われたあとは未走行だという。

 エンジンはピポモチュール製の2リッター・ターボエンジンを搭載、コスワースの電子制御ユニット、UNICのギヤボックスとデファレンシャル、レイガーダンパーを装着している。

 マシンには2セットのカーボンファイバー製のボディパネルが付属、新品のスピードラインホイール、PWR製の最新のインタークーラーとラジエータ、新品のギャレット・ターボとザックス製クラッチを備えている。

 マシンはFIAテクニカルレギュレーションの附則J項279条に従って製作されたものであり、2016年スペックに準じる形で完全なリビルトを行っており、このまま2017年の世界ラリークロス選手権への参戦が可能だという。

 価格は非公開となっているが、価格にはスペアエンジン一基が含まれるという。また、希望によって完全なスペアパーツパッケージも用意されている。無料ですべてのパーツを借り、使用したパーツのみ後払いで支払うことも可能となる。また、テストとレースにおいてメカニック2人のレンタルが可能となり、最初のテストにはソルベルグ自身も参加する予定だ。