WORLDWIDE2013/10/17

ペター・ソルベルグ、来季もラリークロス参戦へ

(c)PSRX

 ペター・ソルベルグは来季、ヒュンダイ・モータースポーツとともに世界ラリー選手権に復帰するかもしれないと噂されてきたが、新たに創設される世界ラリークロス選手権に参戦する。

 ソルベルグが今季参戦してきたヨーロッパ・ラリークロス選手権は来年から世界選手権へと昇格する。彼はWRCのシートを探さず、2014年もラリークロスに残留することをイギリスのオートスポーツ誌の独占コラムで発表した。

「僕にとって最も重要なのは、常にトップ争いに加わり、選手権で優勝しようと試みることだ」とソルベルグ。「そのために僕は2014年に再びラリークロスに参戦することを決めた」

「もちろん、サーキットレースを含め他の選択肢も存在したが、僕が望んでいるのはきちんとしたプログラムで選手権に臨むことであり、ラリークロスだとそれが可能になるからだ」

 ソルベルグにとっての今季は困難に見舞われた年となり、最後の2戦はポールポジションからスタートしたものの優勝することはできずにドライバーズ選手権8位に終わっている。しかし、彼はシーズンオフとなる冬季に準備することによって2014年の選手権がよりいいものになると自信があるという。

「僕は自分のやりたいことに集中し、自分の道をいく。僕には600馬力のマシンと、世界で最も優れたスタッフを誇るチームと、素晴らしいファンがいる。それは楽しみを提供してくれるし、僕にとってのラリークロスの黄金時代はまだこれからだ」