WRC2017/10/20

マシューはビスケットで有名なタンノックのカラー

(c)M-Sport

 Mスポーツは、スコットランドの世界的に有名なビスケットメーカー、タンノックの支援を受けて来週のウェールズ・ラリーGBに参戦する。

 カンブリアにベースをおくMスポーツは、Mスポーツ・ワールドラリーチームの5台のWRカーをはじめとして総数13台のマシンをホームイベントのラリーGBに出場させるが、そのうちの2台のマシンはタンノックのカラメル・ウエハーとティーケーキのブランドモチーフが散りばめられたマシンとなる。

 オット・タナクのフォード・フィエスタWRCはお馴染みのブルーをベースとしたカラーリングとなるが、ボンネット、サイドパネル、リヤゲートなどにタンノックのステッカーが貼られることになり、ひさびさにWRCに帰ってくるマシュー・ウィルソンのフォード・フィエスタR5は、タンノックの完全なカラーリングにラッピングされることになる。

「我々はタンノック社とは長い歴史をもっており、今回のウェールズ・ラリーGBでの素晴らしいパートナーシップとなる。同社はスコットランドとイングランドの北部だけでなく、世界各国のトップブランドとなっており、この特別なイベントで我々のチームとともにあることはうれしい機会になる」とマルコム・ウィルソンは語った。

 マシューは、2014年のラリーGBにおいてWRC2で3位になって以来のWRC出場となる。30歳になった彼は、昨年のピレリ・ラリーで2位になったときにコンビを組んだスチュアート・ラウドンと来週末はコンビを組むことになっている。

「タンノックのカラメル・ウエハーとティーケーキは、チームのサービスを訪れた人たちにいつも好評だ。マシューとスチュアートの素晴らしいカラーリングをみんなもきっと気に入るはずだよ」とマルコム・ウィルソンは付け加えている。