ヒュンダイ・モータースポーツ代表のミシェル・ナンダンは、アンドレアス・ミケルセンが今週の金曜日にポルトガルで行われるチームのテストに参加して、初めてヒュンダイi20クーペWRCをドライブすることを正式に認めた。
ミケルセンは前戦のツール・ド・コルスの際に、5月のラリー・デ・ポルトガルでWRカーをドライブする可能性があることを示唆しており、不振のシーズンを送っているユホ・ハンニネンに代わってスポットでトヨタ・ヤリスWRCをドライブするかもしれないとも噂されてきた。
「アンドレアスはほかのチームでの新世代WRカーの経験をもっており、それが私たちのマシンにどのような影響を与えるかについて興味をもっている」とナンダンはドイツメディアのラリーマガジンの取材に対して語った。
同メディアは、ミケルセンは今回のテストだけではなく、ポルトガルに出場する可能性が高まったと報じており、ナンダンがマニュファクチャラー選手権の獲得を狙って4台体制に意欲をみせているようだと指摘している。
ミケルセンは以前より自身がおかれている状況がポジティブになったと認めている。
「我々は話し合いを続けており、まだ決まったことがないことには変わりないが、状況はよりポジティブだ」とミケルセンは語っている。
「話がまとまることを願っているが、もちろん今年のことだけではなく、来年以降のことだ。たくさんの話し合いが始まっており、スウェーデンのときよりもポジティブだと言えるだろう」