ピレリタイヤの開発のために今週、サルディニアでシトロエンC3 WRCをドライブしたアンドレアス・ミケルセンは、週末にはスウェーデンで新たな世界に挑戦する。
ノルウェー出身のミケルセンは、スカンジナビア・カレラカップの最初のイベントとしてスウェーデンのファルケンベルグ・サーキットで開催されるレースにポルシェ911 GT3のステアリングを握って参戦し、およそ20台のライバルたちと競う。
ポルシェ911カップにはこれまでセバスチャン・ローブやセバスチャン・オジエも参戦している。2013年にモナコGPと併催されたポルシェ・スーパーカップでオジエは13位、ローブは16位に終わっている。このレースで予選の重要性を思い知らされたローブは、年末に開催されたマカオ・ラウンドで2位に入賞している。
二人と同様、ミケルセンもシュトゥットガルトのワークショップが生み出したモンスターのレースを待ちきれないようだ。
「今年のエントリーリストには速いドライバーがたくさんいる」とミケルセンは語った。
「素晴らしい挑戦なので、ぜひ参戦したい。スカンジナビアで最も速いコースのひとつで再びレースをする機会を得られて嬉しいよ」
ミケルセンは週の始めにサルディニアに移動する前、ノルウェーでマシンを走行する機会を得た。
「新しいマシンに乗るときは常に、慣れてスピードを上げられるようになるまでに時間がかかる。でも、911は本当に気に入っているので、ファルケンベルグでの2つのエキサイティングなレースを楽しみにしている」