WRC2017/09/07

ミケルセン、i20クーペWRCのシート合わせ

(c)Hyundai

 今季の残り3戦をヒュンダイ・モータースポーツで走ることが決まったアンドレアス・ミケルセンは、さっそくアルゼナウのヒュンダイ・ファクトリーを訪れて、新しい彼の仕事場となるi20クーペWRCのシート合わせを行った。

 水曜日にアルゼナウのファクトリーを訪れたミケルセンは、さっそくヒュンダイ・モータースポーツのロゴマークが入った真新しいブルーのレーシングスーツを着込んでi20クーペのコクピットに座り、シートの高さやペダル位置などのシートポジションを念入りに決めたあと、彼の身体にぴったりと合ったバケットシートを製作するための型どりを行ったほか、チームウェアを着用して広報用の写真撮影に臨んでいる。

 ミケルセンのヒュンダイでの初戦となるラリー・デ・エスパーニャは4週間後に開催されるが、すでにヒュンダイはスペインにむけたテストをティエリー・ヌーヴィルのドライブによって火曜日から開始しており、ミケルセンもまもなくi20クーペWRCのステアリングを握ることになるはずだ。

 ミケルセンは4月にヒュンダイの求めに応じてポルトガルのグラベルステージで初めてi20クーペWRCのテストを行っているが、ターマックでの走行経験はない。