WRC2017/11/05

ミシュラン、世界タイトル通算51回を達成

(c)Michelin

 セバスチャン・オジエの2017年ドライバーズ・タイトル、Mスポーツ・ワールドラリーチームの2017年マニュファクチャラーズ・タイトル獲得によって、ミシュラン・タイヤが成し遂げたすべての世界ラリー選手権タイトルは通算51回となった。

 オジエが先週末のウェールズ・ラリーGBで5年連続の5度目のタイトルは、WRCのオフィシャルパートナーであるミシュランにとっての24回目のドライバーズ・タイトルであり、Mスポーツが10年ぶりに獲得したマニュファクチャラーズ・タイトルは、ミシュランによる27回目のタイトルとなる。

 ミシュラン・モータースポーツのディレクター、パスカル・クアノンは次のように語った。

「セバスチャン・オジエとジュリアン・イングラシアは、今シーズンのファーストクラスのパフォーマンスを祝福したいと思っている。また、Mスポーツが獲得した2007年のマニュファクチャラーズ・タイトルもミシュランの兄弟ブランドであるBFグッドリッチとともに成し遂げたものであり、マルコム・ウィルソンと彼のチームを讃えたい」とクアノンは語っている。

 先週末のラリーGBではDMACKタイヤがついに世界ラリー選手権初勝利を飾り、ミシュランの連勝は92回でストップすることになった。しかし、ミシュランのWRCプログラムのマネージャーであるジャック・モレリは、2017シーズンにおミシュランの総合的な高性能と多用途性を確信している。

「ミシュランは、年間を通じて遭遇するさまざまな種類のグラベルにおける性能、耐久性、強度のトレードオフをもっとも効果的にするよう設計されており、低温から高温までのあらゆる天候をカバーしている」とモレリ。

「我々のアプローチは、可能な限り最高のバランスを狙うことだった。ミシュラン・モータースポーツのエンジニアは、以前と変わらずに高レベルなパラメータを維持しながら、強力なラリータイヤの品質におけるいくつかの領域において進歩を実現している」