WRC2018/11/01

ミーク、来季の夢はワールドチャンピオン獲得

(c)Toyota

 クリス・ミークは、ワールドチャンピオンになる夢を諦めていない。彼は、来季、40歳を迎えるが、トヨタGAZOOレーシングでタイトルでワールドチャンピオンになれると信じていると語った。

 ミークはトヨタの新しいドライバーとして契約が発表された後、その週の残りを、フィンランド中部のプーポラにあるチームのベース周辺の道路でヤリスをテストすることに費やしている。先週末のテストは雪のためにキャンセルとなったが、今後も2019年に向けたマシンの開発作業を行うを予定だ。

 ラリー・デ・エスパーニャを訪れたミークは、WRC Liveにゲストとして出演、今季は8ヶ月にわたってWRCに参戦できないことになるが、タイトルにチャレンジできると信じていると自信をみせた。

「僕の一番の目標は成功だ。僕はワールドチャンピオンになりたい。そして僕は今も自分にはそれができると信じている」とミークは語った。

「僕は自分の人生をラリーに捧げてきたし、ラリーは僕に多くのものを与えてくれた。そして僕はまだ辞める時だと感じていなかった。僕は今も自分がこの競技でもっと多くのことを達成できると思うし、願わくばこの新たなワクワクする冒険で僕たちが一緒に素晴らしいものを達成できたらと思っている」

 オイット・タナクは今季のチャンピオンになる可能性を残しているが、トヨタGAZOOレーシングWRT代表のトミ・マキネンはヤリ-マティ・ラトバラとともにミークにもまったく同じスペックのヤリスを与えることを約束している。

「来年、彼らは全員、完全に同一のマシンを持つ」とマキネンは語った。「全員が同じチャンスを持つことになる。我々は彼らが最高の結果を出せるように3台のマシン全てに最大の努力を払う」

 ミークとラトバラはどちらも2019年のワンシーズンのみの契約となる。